27Dec 2016
塾の成績が伸びないし、あまり勉強もしていない。
「じゃあ、中学受験やめる?」
というと、絶対にやめない、という。
なぜ?と聞いても、絶対にやめないと言い張る。
こういう場合、まず子どもはお父さん、お母さんが中学受験をしてほしい、あるいは合格を願っている、ということを知っています。そこを裏切るまで自分は追い込まれてはいない、ということなのです。
もし、そこまで追い込まれていたら、ぜったいにやめるはずだから。
しかし、そうではない。でも今の勉強環境はいやなのです。何がいやなのか、本人もよくわかっていないかもしれない。しかし、気持ちがそちらに向かない。あるいは塾に行ってもおもしろくない。だから勉強も苦痛になっている、ということでしょう。
今さら、また塾を変える、ということは当然のことながらエネルギーが要る。また新しい塾に慣れるのに時間がかかるかもしれない。
しかし、です。
今のまま続いていても、実は何もプラスがないことが多い。で、さらに言えば、このことを今の塾の先生に相談したところで、大した答えは期待できないでしょう。今どきの塾はシステムができあがっているので、一人の子のためにそのシステムを変える、ということは有り得ません。
だから、まあ、個別でも始めてみますか?ぐらいのことを言われるかもしれませんが、それもまた無駄な支出になることが多い。なぜなら根本が変っていないから。
つまり、子どもに向かない塾と子どもに合う塾では同じ時間を使っても、同じコストを使っても、まったく違う結果が出るのです。
そして、ここが大事なことですが、万人に向く塾は存在しない。
例えば、きめ細かくいろいろ相談してくれる小規模の塾があったとしても、そこで競争は起きるか?といえばそうではないはずでしょう。逆もまた同じです。
だから子どもの状況を把握した上で、本当に今の塾が子どもに向いているのか、考えてください。
子どもたちが苦痛から解放されるだけでも、結果は変わってくるでしょう。
フリーダム進学教室
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映像講演 第2回母親講座 家庭学習をどう充実させるか
最終更新日: 12/28/16, 5:55 AM
26Dec 2016
フリーダムの授業を利用するにあたって、タブレットは非常に便利です。
入力作業自体はやはりキーボードがある方が便利ではあるのですが、最近はキーボードもついているタブレットが出てきた。さらに手書き機能もかなりいい線になってきています。
しかし、本当のことをいうとやはりPDFや動画、あるいは電子書籍をひとつのタブレットでいろいろ見られることが、受験勉強にプラスになります。
電子書籍で言うと、歴史マンガはその代表格だと思います。
社会があまり好きではない子も歴史マンガを読むのは嫌いではない。大抵、だまって読んでいますが、しかし、歴史マンガは数が多い。
当然、持って歩くのも限りがあるわけですが、しかし、電子書籍ならかなりの数が入る。
また夏目漱石などの古典も手に入りやすい。地図帳も便利でしょう。そういえば、辞書も・・・。
ということで、つい「ゲーム」のことが気になってしまいますが、勉強にもとても役に立つ部分はあるので、使いこなせるようになることの方が意味があるかもしれません。
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映像講演 第2回母親講座 家庭学習をどう充実させるか
最終更新日: 12/27/16, 5:55 AM
25Dec 2016
例えば円錐の表面積は(母線+半径)×半径×3.14という公式で求められます。まあ、これを覚えるのは悪いことではない。
また、円周率は普通3.14の計算になるので、314の九九を覚えるのも悪い手ではありません。(314×2=628、314×3=942・・・と314×9まで覚えることです。)
しかし、応用問題はいろいろなパターンがあり得るわけで、それをひとつひとつ解き方を覚えることは、あまり得策ではない。というか、不可能でしょう。
だから問題をその場その場で分析して、その解き方もまたその場で考え出していく、と言うので良いのです。
復習をする、ということはその解き方を確認することであって、覚えることではない。しかし、組み分けテストの向けてそれを覚えなければならない、などと勘違いしている場合が見受けられます。
社会や理科の知識問題と訳が違うのです。だから、解き方を覚えようなどと考えてはいけない。
算数はその場、その場で解き方を創り出していく、そういう勉強をしてください。
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最終更新日: 12/26/16, 5:55 AM