29Dec 2016
最近、スポーツ選手がウェイトトレーニングや体幹を鍛える練習をするようになってきたように思うのですが、その結果としてやはり強くなっているように思える。ただ技術を習得するだけでなく、もとの基礎体力をあげることで、技術を発揮する力をさらに高める、ようになってきています。
ただ、ウェイトトレーニング自体は地味なことを繰り返す。
しかし、その間に筋肉が鍛えられ、体幹が強くなる。
これはある意味基礎的な勉強でも同じでしょう。
計算をしたり、基本問題を解いたり、文章を読んだり、漢字を覚えたり・・・。
決して難しいことではないが、それを丹念に繰り返す、ということが必要な勉強であり、それが実は5年生までにしっかり身についているべきことなのです。
最近は先に、先にと急ぐ傾向がありますが、それで基礎ができなくなっている。応用力は基礎がしっかりしてくれば、後後伸びてくるものですが、基礎がしっかりしていないといくらやっても身につかない。
その意味で、あまり難しいことを先に急ぐよりも、しっかり基本問題ができるようになっていることが大事。
最後にこういう練習が物を言う、のです。
フリーダム進学教室
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映像講演 第2回母親講座 家庭学習をどう充実させるか
最終更新日: 12/30/16, 5:55 AM
28Dec 2016
フリーダムは「基礎を固めて、学校別傾向で応用の枝葉を伸ばす」というコンセプトでカリキュラムを進行させています。
5年生までは基礎をしっかり、固めて、6年生になったところで、第一志望の学校別傾向に合わせて応用力の練習する。しかし、それだと学校別の傾向だけできるようになってしまってしまうのではないか、と感じられるかもしれません。
しかし、心配する必要はまったくありません。
要は出題傾向の高い勉強により強くなるだけの話。ひとつの方向性を出すことで、より効率良くなる、わけです。だからといって出題される中身自体はやはり、そこそこいろいろな勉強の積み重ねですから、その中で他の傾向もやがてはできるようになる。
ただ優先順位が違うだけ、の話です。
でも感覚が研ぎ澄まされる、という面ではメリットは大きいかもしれませんね。
これから残りの時間、ぜひその感覚を研ぎ澄ましてください。
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最終更新日: 12/29/16, 5:55 AM
27Dec 2016
塾の成績が伸びないし、あまり勉強もしていない。
「じゃあ、中学受験やめる?」
というと、絶対にやめない、という。
なぜ?と聞いても、絶対にやめないと言い張る。
こういう場合、まず子どもはお父さん、お母さんが中学受験をしてほしい、あるいは合格を願っている、ということを知っています。そこを裏切るまで自分は追い込まれてはいない、ということなのです。
もし、そこまで追い込まれていたら、ぜったいにやめるはずだから。
しかし、そうではない。でも今の勉強環境はいやなのです。何がいやなのか、本人もよくわかっていないかもしれない。しかし、気持ちがそちらに向かない。あるいは塾に行ってもおもしろくない。だから勉強も苦痛になっている、ということでしょう。
今さら、また塾を変える、ということは当然のことながらエネルギーが要る。また新しい塾に慣れるのに時間がかかるかもしれない。
しかし、です。
今のまま続いていても、実は何もプラスがないことが多い。で、さらに言えば、このことを今の塾の先生に相談したところで、大した答えは期待できないでしょう。今どきの塾はシステムができあがっているので、一人の子のためにそのシステムを変える、ということは有り得ません。
だから、まあ、個別でも始めてみますか?ぐらいのことを言われるかもしれませんが、それもまた無駄な支出になることが多い。なぜなら根本が変っていないから。
つまり、子どもに向かない塾と子どもに合う塾では同じ時間を使っても、同じコストを使っても、まったく違う結果が出るのです。
そして、ここが大事なことですが、万人に向く塾は存在しない。
例えば、きめ細かくいろいろ相談してくれる小規模の塾があったとしても、そこで競争は起きるか?といえばそうではないはずでしょう。逆もまた同じです。
だから子どもの状況を把握した上で、本当に今の塾が子どもに向いているのか、考えてください。
子どもたちが苦痛から解放されるだけでも、結果は変わってくるでしょう。
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最終更新日: 12/28/16, 5:55 AM