18Apr 2021
国語はコツコツと
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から


組み分けテストはやはり対策をしないと、という気になるわけですが、それで取り残されるのが国語です。

まあ、漢字ぐらいはやるとしても、あとは、まあ、やってもやらなくても、そう変わらないから、だから社会をしっかり覚えなさい、みたいな話になるわけです。

このことは本来の入試対策を考えると逆です。

社会の知識はもちろん大事だが、これは今覚えても忘れるから、多少試験直前に持っていき、今は国語の読解力をつけよう、というのが入試対策としては大事なのです。国語はちょっとがんばったからといって、すぐ成績が上がる教科ではありません。むしろ継続して努力していくから力がつくものです。

しかも最近の入試問題は国語ばかりでなく、社会や理科でも資料が長くなり、説明も複雑になってきたから、国語の読解力が必要になる。そういう勉強はやはりいまのうちからコツコツと続けていくことが大事なのです。

国語に関してはもう、過去問をやっていくのが良いと思います。週に2度ぐらいは過去問を解く時間を作る。そして、じっくり問題を考える。

答え合わせをしたら、今度はしっかり間違い直しをする。どうして、この答えはアなのか。イでないのはなぜか、を詰める必要があるのです。そういうていねいな勉強を積み重ねていかないと、国語の読解力は身に付きません。ですから、計画を立てて、毎週同じペースで練習をしていきましょう。これが数か月積み重なっていくと、

「少し国語ができるようになった。」

と感じられるようになるでしょう。


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最終更新日: 4/17/21, 6:54 PM
17Apr 2021
そんなの、できるわけないじゃん
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
塾にたくさん通って、勉強しているにもかかわらず成績が伸びない、という場合があるでしょう。

しかし、子どもたちが「やらなければいけない」と言われている学習は、多くの子どもたちにとって過剰なものです。

きっと心の中では「そんなの、できるわけないじゃん」と思っているとは思うのです。ただ、終らないといけない。

だから、いろいろな手を考えるわけで、そこでもうすでに本来の目的からずれている。

だから塾に踊らされてはいけないところがあるのです。家庭がしっかりしなければいけない。

塾はいろいろな事情から「やらせる」ことを膨らまし、子どもたちも十分な価値観を持っていませんから、先生から言われると「そうしないといけないんだ」という感じになってしまうでしょう。

本当にそれができるかどうか、それは子どもたちによって当然差があるわけですが、それを判断できるのはお父さん、お母さんだと思うのです。

6年生であっても今の時期は、まだまだのびのびと楽しく勉強できていなければバランスが取れているとは言いにくいのです。子どもができる量の中で一体何をやればいいのか、ということをしっかり考えてあげてください。


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最終更新日: 4/16/21, 10:43 AM
16Apr 2021
計算練習は毎日3題
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
5年生はこれから分数、小数を扱うことが多くなります。

したがって、毎日計算練習はした方が良いわけですが、しかし毎回20問、30問とやる必要はありません。

だいたいたくさんやるのはほぼ苦行に近い。せいぜい10題。お薦めは毎日3題です。

で、その代り、絶対に間違えない。

絶対ですから、見直しをしたり、確認したりして、もう絶対に間違ってない、という自信を培ってください。

そうすると、3題でも充分に練習になります。大事なことは、確実に正解を導くことなので、そのためにどんな練習が良いかをしっかり考えて実行してください。

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最終更新日: 4/15/21, 9:56 AM