05May 2021
子どもに合うやり方で伸ばす
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
子どもたちの能力はさまざまです。

足が速い子がいて、頭の良い子がいて、計算が速い子がいて、絵が上手い子がいる。

全員がすべての能力に長けているわけではなく、すべてが成長途上。だから、子どもたちに合うやり方でその能力を伸ばすことが一番正しい道筋です。

ところが集団授業というのは、その集団のペースについていけないと、ダメになったような気にさせられてしまうところがある。

本来、受験というのは、合格するためにやることだし、中学受験は入試の一発勝負であることは明確なのだから、その一発勝負に間に合うように準備をすればいいだけの話なのです。

4年生の今頃にどんな成績であろうと、入試には影響はないし、実際にそんな時期に勉強を始めていない子どもだっている。それでも次第にみんなが準備を始め、試験で合格点を取れれば合格するわけだから、その子に合った道筋を開いてあげることが大人の役割だと思うのです。

もっと能率の良いやり方はないか、もっと素早く準備できる方法はないか、考えてあげて欲しいのです。受験勉強についてどちらかといえば過剰な負担が求められる傾向があるのですが、小学生の受験ですから体力的にも難しい部分がある。歯を食いしばって、みたいな感覚を小さいうちからあまり求めすぎないことが大事です。


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最終更新日: 5/4/21, 9:52 AM
01May 2021
カリキュラムテストは絶対評価で良い
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
フリーダムの月例テストは絶対評価ですから、順位も偏差値も出てきません。

ただ、カリキュラムがどのくらいわかったのかは、点数を見ればそれなりに分かるでしょう。

多くの塾で一同に介してのテストができないので、在宅で試験が行われていると思いますが、そうなると比較する、ということがあまり意味がなくなる。

同じ条件で行われていないので、比較しても仕方がない。

それよりも、実際の点数さえ見ていれば充分にその週の勉強なり、現状の勉強を把握することができるでしょう。

実はカリキュラムテストは絶対評価だけで十分なのです。

いたずらに偏差値やクラス分けで子どもたちの気持ちの波を作るよりは、こうやって一つ一つの問題についてどうなのかを吟味していく方が子どもたちがより前向きに勉強を捉えられる。

少なくもカリキュラムテストについては、比較することを卒業して良いのではないでしょうか。


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最終更新日: 4/30/21, 9:14 PM
30Apr 2021
個別ワークスは個別指導ではありません。
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から


個別指導というと、やはり先生が教える、というイメージが浮かびやすいと思うのです。このイメージはやはり修正したいと思っていました。

スタディールームオンラインというのは元にスタディールームという概念があって、つまり子どもが自分で勉強する。それを横で先生が管理している、という状況。

教えるというよりも、子どもの練習をしっかり見守って、練習がプラスになっていないところはそれを正したり、技術的なことを教えたり、というそんなイメージだったのです。

それがWEB会議システムZOOMを使ってオンラインでできるから、「スタでイールームオンライン」だったのですが、やはりわかりにくい。

でも個別指導ではやはりないのです。だって子どもたちがまず自分で勉強する、が中心だから。

先生に教えてもらわないといけない、とみんな思いやすいのですが、本当は教えられるよりも自分で解いた方がよほど力になるのです。

だから授業中、なるべく子どもが自分で考える時間を作らないといけないのです。

個別指導、という言葉はどうも、そういう意味では指導が中心になっていて、今一つ気に入らないのです。

そこでいろいろ考えたあげくに「個別ワークス」という言葉を生み出しました。

これまでWEB学習システムと呼んでいた学習システムを「WEBワークス」とシンプルな呼称にするのに伴い、スタディルームオンラインもシンプルに、でも指導ではありません、ということで「個別ワークス」です。

実際に個別ワークスの時間は子どもたちが自分で問題を解いている時間が圧倒的に長いのです。だってそうしないと力はつかないのだから。

それをこれから広めていきたいと思います。


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最終更新日: 4/30/21, 7:45 AM