04Jul 2018
読んで考えて書く
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

国語の力を考えてみると
1 読む力
2 問いの答えを考える力
3 答えを書く力
の3つが考えられます。

まずは読解だから文章が何を言いたいのか、読み取れないといけない。文意を把握する、言葉の意味を知っている、筆者の主題を捉える、という課題に取り組まなければなりません。

で、じゃあ、文章の意味がわかっても、次に問いに答えられないといけない。

問いのパターンはいくつかあり、文中から該当することばや表現を探す力、文中の内容から選択肢を見分ける力などが必要でしょう。

そして3番目は記述式で答える場合。意味の通る日本語で解答を書けなければいけない。せっかく答えを思いついたとしても、ちゃんと意味が通る文章でなければ伝わらない。伝える力、も必要なのです。

だから、この3つの力を同時に鍛える必要があるわけです。

そのためには、読んで、考えて、答えを最後まで書く、という練習が不可欠であって、空欄を作ってはいけない。

知らない漢字や文学史はしかたがないが、そうでない読解の答えはとにかく最後まで答えを書き切る。

答えを書き切るということは、この3つの力を鍛える練習を最後までやりきったのだから、それなりに力をつけることにプラスになっているわけです。

子どもたちが良く記述の問題を空欄にしてしまうことがありますが、あれはだから全く訓練にはなっていない、ということなのです。


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最終更新日: 7/4/18, 5:16 AM
03Jul 2018
調整日
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

夏の合格手帳にたくさんのお申し込みをいただき、ありがとうございます。夏休みまであとおよそ3週間。夏休みは日程も結構詰まっているし、なかなか遊びに行く機会を作るのは難しいでしょうが、でも、勉強ばかりしてはいられないものです。

そこで、調整日というのを作ってみたらどうでしょうか。

塾の講習も、間に休みがあるでしょう。この日を調整日とします。

夏休みの学習の計画を立てた上で順調にことが進んでいたら、この調整日は勉強しない。

その日1日、どこかに遊びに行ってもいいし、本人が好きなことに使ってもいい。とにかく勉強をしないのです。

1日勉強しないとペースが崩れる、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

むしろ、同じペースでやっていくとどんどん気持ちが閉ざされてくる。

しかし、この日までにやってしまえば、この日は休みだ!遊びに行けるぞ!と思っていれば、それはそれで励みになるというもの。

こういう楽しみを夏休みの間にいくつかちりばめておくべきです。

確かに受験生ではあるものの、小学生の最後の夏休みであるのも事実。

上手にこの調整日を使ってみてください。

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最終更新日: 7/3/18, 1:01 AM
02Jul 2018
できないところはどこか
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

夏休みの計画を立てる上でも、今後の戦略を立てる上でも、現状の子どもの力が実際にどのくらいなのかを考えてみる必要があります。

ただ、それは偏差値がいくつとか、合格可能性がどのくらいといった数値で判断するのではなく、何がどのくらいできるのかという視点で考えていかなければなりません。

例えば数の性質に関しては
(1)基本的な公式は理解している。
(2)基本問題は解ける。
(3)応用問題まで解ける。

の3つの段階があるでしょう。(1)はクリアしていて、(2)があやしいとなれば、それをどう理解させていくのか、練習するプランニングを考えていくわけです。

ところが中学受験の範囲は広いわけですから、現状ではいろいろな課題が山積しているでしょう。しかし、まずは全部の範囲がどうであるのか、チェックしていきましょう。これは子どもたちの話も聞かなければなりませんが、基本的にはこれまでのテストを見てみれば大方の傾向はわかるはずです。そのためにカリキュラムが組まれ、カリキュラムテストの結果がデータとして渡されているわけですから、それを分析してみてください。

それがはっきりしたら、次は具体的に何をどうやるのかを決めていきます。

その中で優先する軸が2つあります。ひとつは志望校に良く出る内容。もうひとつは本人ができない内容。

第一志望の学校別傾向を調べていき、「良く出てあまり得意でない」という内容に絞り込んでいくと、はっきりしますから、それを後はやっていきます。

ただし、レベルについては自分のできるところは、省略してください。例えば規則性について、基本的な問題はできる、というのであれば、それはやらずにもう少し難しい問題に挑戦する、ということです。

フリーダムの本科バインダー、学校別バインダーとも蜘蛛の巣グラフでそれがはっきりしますから、グラフを見ていれば何を優先するべきなのかはっきりしますので、ぜひ使ってみてほしいと思います。


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最終更新日: 7/2/18, 9:03 AM