01Jul 2018
入りたいという気持ち
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

子どもたちと話をしていると、
「本当に入りたいと思っているのか?」と感じる子がいます。

なんとなく志望校は考えているのだけれど、そこに行きたいと本当に思えていない。なぜ思えていないか、理由は大きく分けて2つあります。

1つは、その学校のことをあまり知らない。
知らないのに、どうして志望校に?それは親がある程度決めたからですが、しかし、決まっているのに知らないというのはあまり、良いことではない。
むしろ、そこに行きたいと思うことから受験がスタートするぐらいの方が本当はいいわけで。だから、少なくとも年に数回はその学校に行ってみる。志望校のことが身近に感じられる必要はあると思います。

もう1つは成績が達していない。
「この成績じゃ、無理よね」
「もっと勉強しなきゃ、うからないでしょ。」

親は、子どもがくやしいと思って、あるいは入りたいのなら、がんばるだろうというつもりで言われることが多いでしょう。しかし、子どもの気持ちは違う。

「入れないんならしかたがないか。」
「無理なのに、なんで受けるんだ?」

みたいな気持ちを持っているようです。気質が違うといえば、それまでなんでしょうけど、今の子どもたちは十分豊かな社会に生まれてきています。だからもともとハングリーさみたいなものは持っていない。

だから、目標も持たせ方を考えないといけないわけですね。

もし親が子どもに合う学校を見つけたならば、今度は、子どもがそこに行きたいなあ、絶対に行きたいと思うように持って行く必要がある。実は昔に比べれば、その過程に時間をかける必要があるように思います。

そういうモチベーションがしっかりしてないまま、夏の勉強に入ったとしても、模擬試験は悪いし、このままなら無理なんじゃない?ぐらいに思っている子は案外多いのかもしれませんね。だから、そこはしっかり手を打っておいたほうがいい。
時間があれば、志望校の魅力を話してあげるといいし、学校にも行ってみるといいでしょう。

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最終更新日: 7/1/18, 9:29 AM
30Jun 2018
勉強する動機
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

受験勉強は大変です。しかし、それをやろうというのにはそれなりの動機が必要です。

普通は、志望校を見ていくうちに、中学校生活にあこがれが生まれ、それが勉強する動機になっていくものですが、動機は他にもいろいろあります。

例えばオープンキャンパスで先輩の女の子に声をかけてもらい、「いっしょの学校に行きたい」と思うようになる子もいます。

今の小学校のメンバーと折り合いが悪いので、同じ学校には絶対に行きたくない、というのでとにかく私立に行きたいと思う子もいます。

まあ、確かにそういうこともあるでしょう。

いずれにしても、志望校に入ると、こんないいことがある、こんな楽しいことがある、ということを説明してあげてください。それが子どもたちにとって実現したいことになることが大事です。

志望校への合格が本人にとってもぜひ達成したい、ということにれば、あとは具体的に何をして合格までいくか、道筋を決めていく。これだけやれば、合格できるぞ、と導いていけば良いのです。

勉強しなさい、と言うのは簡単ですが、しかし、受験勉強は結構大変なことではあるので、その動機をしっかり作ってあげる手助けは必要だと思います。


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29Jun 2018
ミスが増えるのは伸びる前兆
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

今まで、そこそこできていた子どもがミスを連発し始める時期があります。夏休みでもあるかもしれません。

これは伸びる前兆。

なぜミスを連発し始めたか?

わかり始めたからです。だから「できた!」と思いやすい。しかし実はまだ本当にわかったわけではないから、かえってひっかかるのです。また問題自体をたくさんやっているから、それなりに力もついているが、混乱も始まっています。

こういう症状が出たら、たくさんの問題を時間内にやらせるということはやめて、ていねいにじっくり解かせるようにしてください。

そうすると、問題数は解けなくなるかもしれない。しかし、ミス率が上がるという副作用が出てしまうので、その副作用はやはりしっかりと抑えるべきなのです。

だからていねいに、ていねいに。

理解が進めば、段々落ち着いてくるでしょう。

せっかくの良い兆候は大事にしてください。

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最終更新日: 6/29/18, 2:26 AM