21Feb 2018
基礎を優先し、応用の枝葉は「学校別傾向」で伸ばす
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
フリーダム進学教室 春期講習のお知らせ

今年の受験、いやだなあ、と思っていたことが出なかった、という経験をした子も少なくないでしょう。

例えば理科の物理の計算はいろいろなテーマがあり、例えば浮力が嫌い、というのもあるでしょう。しかし浮力が出なければ関係ない。

で、実際に学校別傾向を調べていくと、出そうにない、というテーマは案外あるものです。

しかし組み分けテストはそういうわけにはいきません。毎週、毎週勉強する内容をチェックするわけですから、「すべて出る」のです。

でも入試には出ないものがある。そして、ここが大事ですが、「すべてをやるのは大変なので」優先順位をつけた方が効率的ではないか、ということになってくるのです。

フリーダムでは基礎を優先し、応用の枝葉は「学校別傾向」で伸ばすという学習法を進めているのはそのためです。

実際に中学受験の範囲は公立中学でいえば中2まで含まれます。だから小学校の勉強をやっていれば、中学受験は大丈夫、にならない。みなさんが中学受験専門の塾に行かれるのはこのためです。

しかも最近はそのスピードがあがりつつある。小5までに全部の範囲を終えて・・・は、できる子とできない子がはっきり分かれます。

以前、「小5の壁」という言葉を聞いたことがあります。これは4年生まではやさしかったのに、5年生になったら難しくなってついていけなくなった、ということなのですが、今後のカリキュラムによっては小4の壁になってしまうかもしれない。

しかし、山に登る道はいろいろあるし、結局、入試で合格点をとればいいのです。

「すべてやらなくてもいい」のです。

まずはしっかり基礎を固めていくことが大事です。優先順位を決めて、できることを確実に進めていきましょう。


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最終更新日: 2/22/18, 5:55 AM
19Feb 2018
志望校の魅力をいっしょに考える
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
新6年生は塾で
「いよいよ、君たちの番だ」とか「これから正念場だ」とか、言われていると思うのです。

まあ、そうなのだろうが、まだピンと来ていない。確かに上の学年の入試が終わったので、やらなきゃいけないのはわかっているつもりですが、しかし、まだ1年も先のことだし。

で、同じように今ひとつわかりにくいのが、「なぜ中学受験をするか」ということでしょう。何となく良い学校だ、というのはわかるけれど、でもなあ・・・。

ある先生はこの時期、良く「いいか、私立は休みが多いんだぞ」というような話をしていました。まあ、確かに試験休みがあったり、夏休みが長かったりすることはあるけれど、この先生は何とか私立の魅力を伝えて、子どもたちにがんばってもらおうとしていた、だけなのです。

で、受験に対するモチベーションを上げるためには、その目標となる学校に入ることで、どんなメリットがあるのか、を考えてみることだと思うのです。

これは志望校を決める上でも大事なポイントでしょう。

これから難しいことをするわけだから、その結果として「~ができる」ということを子どもたちが具体的にイメージできるようにしてあがることが必要です。

ただ勉強しなさい、といってもそう勉強するものではないが、この勉強の先にそういう魅力がある、ということがわかれば、頑張るきっかけができる。

ぜひ、何が魅力なのかをいっしょに考えてあげてください。まずはそこがスタートポイントでしょう。

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最終更新日: 2/20/18, 5:55 AM
16Feb 2018
学校別傾向は変わらないのか?
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
フリーダム進学教室では学校別の出題傾向に合わせて、応用力を伸ばすべきだと考えています。

6年の受験学年では、前半はきっちり基礎を固め、応用力は第一志望、第二志望の学校別出題傾向に合わせて演習しながら伸ばしていく方が効率が良いと思うからですが、しかし、ここで「出題傾向は変わらないのか?」と心配される方がおられるかもしれません。

結論から言えば変わりにくい、と言えます。

まず学校は取りたいと思う生徒像があって、入学してくる生徒に望む資質を質す試験を作ります。

例えば学校でレポートが多い学校は、やはり記述式の問題を課すことが多いし、また理系に力をいれたいと思う学校は理科計算などの問題を出題することが多くなります。

生物の観察に力をいれている学校は生物に関心のある生徒を入れた方が良いし、語学力を求めるのであれば帰国子女枠を作り、英語の入試を課すでしょう。

学校で自立した高度な学習を進めているのであれば、応用力を試す試験をしないと学校の教育とバランスが崩れることになります。

元からある考えがあって入試は作られているので、変わりにくいという面がまずひとつ。

もうひとつはやはり、出題傾向が安定している方が受験者としても安心して受けられるので、学校側もその配慮をする傾向が強い、ということです。

ある学校はよく説明会で「入試対策は過去問をしっかり勉強してください。」と繰り返し説明しています。そういう学校の入試問題を見ると、本当に出題傾向を明確にしています。

1問目は何、2問目は何、という形から始まって記述問題の割合、基礎と応用の割合などが定型化されています。だから対策を立てやすいし、その対策の立てやすさが受験生を集めるひとつの大きな要素になることは学校側もわかっているので、なかなか変えられないのです。

以前、ある学校が大きく入試傾向を変えるのに2年かけたことがあります。

2年前の説明会から話を始めていました。実際にそれほど大きく変わったか?と思える部分もあったのですが、学校はそれぐらい気を使うものなのです。

今の時期は、志望校を絞り込みはじめる時期ですし、子どもたちの勉強はカリキュラムがまだ終わっていないので、まずはしっかりカリキュラムの習得に力を入れてください。並行してお父さん、お母さんの方で情報を集め、出題傾向をある程度考えた上で、夏休み以降、学校別傾向に沿って応用力を伸ばしていく、と考えていけば無駄が少ない対策ができると思います。

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最終更新日: 2/17/18, 5:55 AM