31Jul 2017
塾と家庭学習の時間のバランス
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
2学期の時間割をどうするか、検討が進んでいます。

6年生は2学期にもう1日増やそうとは思っているものの、それが日曜日になるので、午前中はまず模擬試験を受けに行くことが多い。

だから帰ってきて、午後勉強するということになった場合、いったいどのくらいの時間が適当なのか。

ここが難しいところなのです。夏期講習をやっていても、明らかに「あ、集中力が落ちた」と思われる時間帯がある。まだ小学生ですから、それが当たり前なのです。

6年の2学期はそれぞれの子どもたちの課題が違うので、本来は家庭学習を中心にした方が良いのですが、さてどうするか。

もう少し考えたいと思うので、2学期の時間割は8月10日前後に慶應進学特別を含めて発表する予定です。


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最終更新日: 8/1/17, 5:55 AM
29Jul 2017
納得することを優先する
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
過去問とか、模擬試験の問題とかを考えていると、なかなか納得できない場合があるかもしれません。

なぜ、こうなるのか? 解説を読んでいても今ひとつピンとこない。なぜ、こういう風に考えられるのか?

納得しないまま、次の問題に行ってしまうと、その問題にかけた時間が非効率になります。時間がかかろうと、最後に納得できればその時間は活きる。

だから納得することが大事です。

塾の先生に聞いてもいいし、自分でとことん考えてもいい。どうして?なぜ?ということを突き詰めていかないと、考える訓練にはならないのです。

何問解いても、納得していなければ解いていないのといっしょ。

そういうときは、他の問題をやらなくてもいいから、徹底的に考えることが大事です。


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最終更新日: 7/30/17, 5:55 AM
27Jul 2017
考える練習
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
ある程度、受験勉強をしてきて、知識や問題の解き方を覚えてきているわけですが、ここから先はそれをどう使って問題を解くか、正解を導けるか、ということが大きな課題になります。

確かにたくさんの問題練習をすることによって、それなりに経験値も増えてはくるものの、しかし、これは上限がないというか、どこまでやっても大丈夫ということはあまりない。逆に問題数をたくさんやっても、考える訓練が十分でなければ、力はついていきません。

どうしても受験勉強の場合、何題解いたか、とか、何時までがんばったか、みたいなことが話題になるわけですが、本当は考える訓練はそれでは量ることができません。実際にたくさんの問題を解いたように見えて、ただ答えを書いているだけだとすれば、それが考える訓練にはプラスにはならない。また夜1時、2時まで勉強した、といっても実際に考えていないようではこれも訓練にはなっていない。

だから、そこにあまり目を向けない方が良いと思います。特に小学生の受験の場合は、体力があるわけではないので、そういうところに目を向けても空回りすることが多いのです。

大事なことはしっかり考える訓練ができているか、ということです。本人がいろいろ考えているという過程がある限り、問題数が少なくても相当力はつく。逆にただ何となく答えを書いているだけ、終わらせるだけではだめなのです。

ではどうすればいいでしょうか? 基本的には子どもたちにそのことを良く教えてあげることです。「自分で納得できたかを大事にする」がポイント。

1問がなかなかできなくて、解説を読んだり、表やグラフを駆使して、ようやく理解できた、ということがあると思うのですが、ここで「自分がよくわかった」と思えれば、その時間をかけるだけの甲斐があったということなのです。

この夏休み、何問解いた、何時間勉強した、という数値にとらわれることなく、子どもたちが納得の行く勉強ができたかどうかを大事にしてください。


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最終更新日: 7/28/17, 5:55 AM