14Aug 2017
子どもたちの成績の上がり方を見ていると、順風満帆に右肩上がり、という子はあまり多くはありません。勉強をしていても、むしろ下がるというか、停滞することが多い。一生懸命がんばったのだから、上がってしかるべき、とは思うものの、やはりまだ学習の蓄積が十分でなければ、ミスもするし、勘違いもある。
でもここが辛抱のしどころ。
努力をしたのに結果が出ない、というのはつらいものですが、ここであきらめない。ここであきらめないで努力を続けると、突然、上昇期がやってきます。
あるテストでえらくできることがある。
模擬試験でなくとも、例えば塾のテストで、とったことがないような点数を取れたりする。つまり、これはある蓄積ができて、そこから力が新たに生まれるからです。
じゃ、次はもっと良くなるか。ここでまた停滞することもあります。「なんだ、まぐれだった?」と思うかもしれないが、決してそうではない。やはりやった分だけは確実に力がついている。そこでまた辛抱する。そうすると、また上昇期が生まれます。
受験勉強は本番まで、この停滞期と上昇期が交互にやってきます。一般に停滞期は長く、上昇期は短い。しかし、この上昇期に自信をつければいいし、さらに言えば、ここが入試本番になればいい。上昇のためには停滞が必要なのです。そこをじっと我慢してがんばれれば、突然、上昇期はやってきます。
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急いで解かない
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一言多い
中学受験 算数オンライン塾
8月15日の問題
最終更新日: 8/15/17, 5:55 AM
10Aug 2017
講習の休みなど1日中家にいる日があるでしょう。さて、どの位勉強できるか。
そういう日は、とにかく午前中が勝負です。
どのくらい勉強できるか、ということになると子どもそれぞれですが、まあ8時間はやりたいところ。長い子だと12時間という子もいるかもしれませんが、まあ、なかなかそこまではいかないにしても8時間はがんばりたい。
で午前中にとにかく4時間がんばる。
例えば8時から正午までは一気に勉強する。これができると半分はやったことになるから、午後2時間、夜2時間で8時間になります。
しかし、つい午前中をだらだら過ごしてしまうと、勉強が進まない。
「お昼食べたらがんばる」
「夕食終わったらがんばる」
はなかなか難しい。暑い季節ですから体力を消耗する。疲れやすい。ので、朝起きてリフレッシュしたあとの時間がゴールデンタイムです。
朝4時間勉強できれば、そのペースがわかっているから、午後や夜の勉強も進みやすい。
ので、とにかく朝起きてすぐ勉強を始めましょう。
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6年の夏以降も習いごとを続けるか?
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決めたことを実行する力
中学受験 算数オンライン塾
8月11日の問題
最終更新日: 8/11/17, 5:55 AM
08Aug 2017
振り返ってみて、本人がきちんとやることを管理して、確実にそれを実行して合格していった、という子はあまりいません。
やはりそれなりにお父さん、お母さんが手伝いながら、やるべきことを整理し、たまにはやらされながら、日々を送って受験にたどり着くのがふつうでしょう。
ただ、その間にたくさんの戦いがある。親子喧嘩、といってもいいかもしれません。
親はやはり、小さい時から子どもを苦労して育てている分、「誰がここまで大きくしてやったと思う!」という気持ちがありありと態度に出るだろうし、それを見てまたムカつく子どもも多いのです。
で反抗する最たる理由は「なぜそれをやるのか説明されない」というのはあまり知られていないかもしれない。
なぜこの練習をするのか。なぜこの問題をやるのか。なぜこれを覚えるのか。
やることを「勝手に親に決められた」みたいに感じるから、子どもは反抗したくなる。逆になぜそれをやるのか、親子でいろいろコミュニケーションをとった上で、それをやろう、ということで決まれば案外スムースに進むのに、「早くやって」みたいなことを言われると、頭にくるのです。
そこで「うるせえなあ」の一言がでて、またバトルになることが多い。
親が学習を管理した方が効率が良いのに、バトルが続くようだと「やらない方が良かった」ということになりかねません。
やはりしっかりコミュニケーションをとっていくことがわが子が相手であっても必要なことなのです。
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やさしい問題を落とさない
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気が乗らない勉強を先にやる
中学受験 算数オンライン塾
8月9日の問題
最終更新日: 8/9/17, 5:55 AM