30Aug 2020
数字が示すもの
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

これからの時期は過去問の点数をつけたり、模擬試験の結果が出て、数字を突きつけられることが多くなります。

得点率が5割を切った、合格可能性は20%以下。

数字はウソはつきません。その通りだと思います。ただ、それは今の力を表しているに過ぎない。

過去問ができないのは、今、できない。

だからこれから練習していけばいい。知識を覚えていなければ、覚えていけばいい。

模擬試験ができないのは、今、できない。

しかし、入試の時はまだ半年も先なのです。ようやく暑さが和らいだが、入試の時は厳冬。この半年でいくらでも力が変わります。

ただ、子どもたちには経験がない。

そういう数字を突きつけられれば、「6か月先もそうだ」と思いがちになるもの。

それは違うのだ、ということを明確に教えてあげる必要はあるでしょう。

今の数字は、今の力を表す。

だから、何を半年で変えるのか。ここに集中しなければなりません。

そのために、個別に戦略が必要になる。一人一人の状況が違うし、目標が違うのだから、やり方もいろいろあるべきだし、またそうでないと効果がない。

そこをしっかり考えて、今の数字を変えていく。

その前向きな気持ちが非常に大事な時期です。

ぜひしっかり応援してあげてください。



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最終更新日: 8/30/20, 1:28 AM
29Aug 2020
最後まで式を書ききる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

子どもたちが問題を解いている様子を見ると、やはりいかにも「急いでいる」という感じがします、

で、記述式で式が完全に合っていなければ○がもらえない場合はがんばって式を書ききっていても、そこまで求められていない場合は、式が途中で終わっていることが多い。

これは頭の中の方が式よりも先にいっているからです。もう式の計算が暗算でわかっているから、次のステップに進んでいる。しかし、式が残らないと、そこで何を考えたか確認の仕様がない。

結果として、その場面で計算間違いをしてしまったら、式を見直してもミスが見つからないことになるのです。

だから、面倒でも式をひとつひとつ書き切る工夫をしないといけない。

そして、それを確認する。

これがは事なルーティンのひとつになります。

入試というのは、「人ができない問題ができる」よりも「人ができる問題を間違えない」ことの方が大事なのです。しかし、ミスは起る。できる子どもたちもミスはするのです。ただし、試験時間中に修正している。

つまり修正する方法を身につけているから、ミスがみつかり、間違えないようになるのです。

模擬試験や過去問の練習では、これを身につけることが大事。

なので、きっちり式を書ききり、それを確認する癖をつけてください。


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最終更新日: 8/29/20, 5:17 AM
28Aug 2020
過去問が遅くなる塾
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

過去問を始める時期を指定する塾は多いようですが、割と始めるのが遅くなる傾向があります。

暗記テキストが終わってから、とか、授業の復習カリキュラムが終わってから、という話になる。どうしてですかと理由を尋ねると、「まだ十分にできないうちにやると、自信をなくすから。」というのですが、そればかりではありません。

集合授業というのは、なるべく全員に同じように進んでもらいたい。それぞれが違うことをやるのは個別指導であって、集合授業ではない、と考えるからでしょう。だからみんなでそろってやれるものにしてしまう。だから、やるのが遅くなるのです。

しかし11月ぐらいから過去問を始めて間に合うわけがない。最後まで過去問が終わりそうにない、というと「同じ問題は出ませんから」とお決まりのフレーズが帰ってくるでしょう。

だから、とっとと始めてしまうことです。過去問をやるのは別に試験の代わりにやるのではなく、問題集のようにやればいいのです。そしてどうしてそういう答えになるのか、よく考える。出題者は同じ顔ぶれですから、まあ、同じ問題にはならなくとも、観点は似ていたりするし、出題者のくせもある。

そういう傾向に慣れて、効率良く勉強を進めた方が良いので、過去問は早めにスタートしましょう。



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最終更新日: 8/28/20, 5:13 AM