円周率を扱ったり、割合を勉強し始めると、途端に小数の計算、分数の計算がたくさん出てきます。

これまで特に算数で問題がなかったのが、計算間違いで点数が取れない、という子が多くなるのです。

当たり前ですが、面倒ですし、大人だって大変。

まして習いたての子どもたちがそう簡単にできるわけではありません。

ですから、練習しつつ、進むしかないわけですが、大事なことは自分の計算を見直すルーティン。

最後答えを書いてしまうと、大丈夫、という感じが強くなってしまいがち。

ちゃんと式や筆算を書いて、それを見直すルーティンをしっかり身につけてください。

それが定着すると正解率は上がってきます。

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登校した子のインタビューを聞いていたら、「今まで10時に起きていた」という子がいました。

学校がない分、お父さん、お母さんのスケジュールに何となくあってしまっていた、ということなのでしょう。

今日はお母さんに起こしてもらった、と言っていましたが、こういう子は決して少なくないだろうと思うのです。

朝、学校に行かなくても良いのだから、朝早く起きなくても良い、ということには本当はならない。

生活のリズムはやはり整えておかないといけないところがあるのです。

ということで、学校が始まりましたから、またちゃんと朝起きる習慣に変えましょう。

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スタディールームはオンライン共にパーソナルレッスン方式です。

で、講師が子どもたちのわからないことを教えるわけですが、しかし、本当は教えなくても良い。授業中、一度も教えない、ということもあり得るのです。

導入の段階で例題を解いたあと、動画授業を見るわけですが、正解であれば見なくてもいい。

その後類題、基本チェック問題。確認練習問題を進みますが、本人ができていれば、先生は何も教えない。だからといって先生がいなければレッスンは進まない。子どもが自分で勉強するのをしっかり見守っていくから授業が成り立っているのです。

つい先生は教えることに力が入りがちなのですが、本当は学習管理者としての役割の方が大事なこともあるのです。本人の現状を見据え、今やるべきことを精査し、実行してもらう。必要ないと思われることは、削ぎ落とす。そういう作業の中で子どもたちの勉強が効率化し、しっかりとした学力が身についてくるので、教えることがすべてではないのです。

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