30Dec 2020
力を出しきるように仕向けて
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

勉強を続けている限り、培った力は消えません。

しかし、精神的な理由から自分の力を出し切れないということはあります。

過去問や問題をやっているときに、続けてうまくいかなかったりすると、「あれ?」と思うことがあります。それがだんだん疑心暗鬼につながってくる。
「もしかして、このまま行くと落ちるかも。」
そうすると、勉強することが怖くなってきたりする。過去問なんか、やりたくない、と言い出すかもしれません。

でも培った力が消えるわけではないのです。

ただ、できないかも、と怖くなればできなくなるかもしれない。

ピッチャーが打たれるかもしれない、と思って投げたボールはやはり打たれることが多いそうです。「打ってみろ」と投げれば打たれないらしい。

さらに言えば、自分で絶好調だと思っていると、本当に難しい問題も解き上げてしまうことがよくあるものです。

だからここまで来たら、できる、解けると思わせることが大事です。

特にお母さんは比較的細かいことが多いから、できないことを指摘することが多いが、この時期はあまりプラスにはなりません。

実際に結構できるようになっているのですから、自信をつけてあげてください。

調子に乗るぐらいでちょうど良いのですから。



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最終更新日: 12/30/20, 3:31 AM
29Dec 2020
当てはめ作文の効果
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
フリーダムのWEB学習システムの国語の問題には、「当てはめ作文」があります。

これは、文章の要約を表した文章の中に空欄があり、それを文中の言葉で埋める、という問題なのですが、やってみるとそう簡単ではない。

子どもたちもテキストをひっくり返しながら、いろいろ言葉を見つけては文字数に合わせて当てはめています。

この目的は、文中のキーワードを探す練習をする、ということです。

国語の問題というのは、文章があって作題者がその文章を根拠に問題を作ります。したがって文中にこう書かれているから答えはアというような論理が成り立っているわけで、文中のキーワードに対する感覚を強めなければ、答えが見つからない。

で、この作業をすることによって次第に、文章の中でポイントとなる部分が目につき始め、キーワードを絞りやすくなってくる。それと同時に、文章の趣旨が頭の中に整理されてくるので、この作業の後に問題を解くと、正解率がかなり高くなってきます。

文章読解の能力を上げるためにはいくつかの能力を複合的に高めていく必要がありますが、この練習も大事な要素の一つです。


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最終更新日: 12/29/20, 3:16 AM
28Dec 2020
締め切りの自由
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

塾に入ると、テキストを渡され、カリキュラムとテストが決まっていて、それにしたがって毎週、毎年勉強を進める方がほとんどだと思います。

そういうものを提供することが塾のサービスの大事なところではありますが、そのペースがすべての子どもたちに合うかどうかは別の問題だと思うのです。

その意味では塾のシステムは利用すべきものであって、それに支配されてはいけない。

本来カリキュラムというのは、勉強する順番を示すものではあるものの、進み方はそれぞれの子どもたちで違って良いはずなのです。しかし、ある一定のスピードを要求される。

毎月のテストや組み分けがなければ、もっと自在に進むことができるのですが、そう簡単ではないでしょう。

フリーダムの場合は、カリキュラムテストはセットされているものの、期日は自由で良いことになっています。基本的なスケジュールはあるものの、それ以降も試験を受けることができます。

だから、最初はゆっくり、あとから頑張るということもできるし、スポーツの大会が終わってから一気にペースを上げる、ということもできるのです。

これは予想以上に効果がありました。子どもは同じところにはいない。あるところから一気に波に乗ることができるので、そのペースをつかんでしまえばあとは自分で勉強を進めることもできるから、成績が上がりやすいのです。

このペースで進まないといけない、という束縛からいったん解法された方が良い場合もあります。無理をしないように気をつけてください。


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最終更新日: 12/28/20, 3:05 AM