07Jan 2021
ペースを崩さない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

多くの塾では、今日が冬期講習の最終日でしょうか。

長年続いた中学受験の季節講習もこれで最後。あとは平常授業に戻ります。ところが、平常授業に戻ると、当然塾は夜遅くまである。

そうすると、せっかく朝型になっていたペースがくるってしまう可能性があります。

これから緊急事態宣言が発出されるので、もはや塾も遅くまでやらないかもしれませんが、しかし、まだ何とも言えない。

で、すでに学校は休んでいる、という子どもたちも少なくないでしょうが、しかし、塾は休まない子が多い。

今年はやはり考えた方が良いと思います。ある塾は、自塾のホームページで生徒の感染状況を伝えてくれていますが、それをみると結構な頻度で起きている。

情報をきちんと公開しているのは大変すばらしい。しかし、やはり子どもたちも感染が起きていることがよくわかります。

なので、これからはとにかく体調を整えることが一番。少し大げさぐらいに対応しても良いでしょう。家で過ごすことを中心に組み立てましょう。まもなく全国枠の学校の入試が始まり、さらに埼玉、関西へと進んでいきます。

なので、生活のリズムを整えて、なるべく朝型をキープしてください。


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最終更新日: 1/7/21, 2:58 AM
06Jan 2021
学校別対策で応用力をつける
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
学校別対策に反対する塾の先生はあまり多くはなくなったように思うのですが、それでも「どんな問題が出ても対応できる」姿をめざしている教室もまだあるかもしれません。

実際にいろいろな知識を持ち、読解力や理解力がある子、というのはいます。で、そういう子はまあ、間違いなく、どこを受けても入るだろうなあ、と思います。

ただ、それはもったいなかったかもしれない、と思うのです。もともと頭が良くて、そんなに勉強してなくてもその位になってくれれば何も問題がないが、しかしかなりの時間を費やしてそうなったとすれば、行く学校は1つだからその学校に合格する力をつけて、後はほかのことをやっても良かったのかもしれないのです。

中学受験の範囲は途方もなく広いものです。学校の教科書で見ると中学3年生まで広がっています。だからそれをすべてマスターすること自体が途方もないことのように思うのです。だったら基礎だけしっかり固めて、必要な応用力は受験するであろう学校の対策でつければいいのではないでしょうか。

一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけで、それ以外は本当のことを言えば不要なのです。

だから受験カリキュラムが早めになっていますが、そこは基礎がしっかりしていればいい、とまず切り捨ててしまいましょう。つまり、あまり難しいことを4年生や5年生のうちにできなくたっていいのです。それよりは基本問題ができることに注力する。

そして早めに第一志望を絞り込んでいくことです。むしろ学校別の対策を早めに始められるようにする方が良いのです。

今4年生、5年生のご家庭はもしかすると大変な想いをされているかもしれませんが、応用まで行かない、と思うのであればむしろ基礎にとどめた方が良いでしょう。
むしろそこに集中して、そこまでできたらもうOKを出してあげていいのではないでしょうか。

後は6年生になって、学校別対策で応用の枝葉を広げていきましょう。

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最終更新日: 1/6/21, 2:27 AM
05Jan 2021
確認を繰り返す
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

よく、ていねいに解くことが合格のポイントだとお話します。

しかし、ていねいに解く、とは具体的にどういうことだろうか?と思われるかもしれません。

その意味で大事なのは実は「確認」なのです。

例えば問題文を読む、問題の内容を把握する、考えて解き方を思いつく、解く、という過程があるとして、問題文を読んだときから解くまでの間に何回、問題文を確認するか?ということなのです。

例えば一回も確認することなく、答えを書きこんでしまう、ということは考えにくい。途中で数回、問題文を確認することがあるでしょう。そのときに、例えば12.6cmと書いているところが16.2cmに見えることがあるわけです。

どうも、変だ、と思わない。そのまま進んでしまうと時間もロスするし、間違えるわけです。だから、そのときに確実に12.6cmと読み取らなければいけないわけで、つまり確認が必要なのです。

この確認を頻繁にできれば、当然ミスは減ります。ただ、時間が多少かかるでしょう。子どもたちには急ぎの虫がいるので、この確認の過程をなるべくすっ飛ばしたい、と思うのですが、そこがミスの原因になることが圧倒的に多いのです。

解く過程でいかに確認のプロセスを入れられるか、がていねいに解くの要諦になります。

過去問の練習とは、入試傾向を知ることもさることながら、今の段階ではこの「ていねいに解く」の実践練習の場であるわけです。「正しいものを選ぶ」のか、「誤っているものを選ぶのか」も、良く間違えるミスのひとつ。「正しいものを選ぶ」と思って解いている。でも、ずいぶんあっているものが多いなと思う。そこでもう一度確認してみると、「正しいものを選ぶ」のではなく、「誤っているものを選ぶ」となって、「なんだ、じゃ、これだ」となることは多いのです。

面倒でも、その確認の過程を踏むこと、これを過去問を解く中でできていれば、たとえ終わらない過去問があったとしても、この時期は充分と言えるでしょう。

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最終更新日: 1/4/21, 11:23 AM