05Sep 2020
学校別対策で応用の枝葉を広げる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

中学受験の範囲は途方もなく広いものです。

学校の教科書で見ると中学3年生まで広がっています。だからそれをすべてマスターすること自体がなかなか大変です。だったら基礎だけしっかり固めて、必要な応用力は受験するであろう学校の対策でつければいいのではないか、ということで、フリーダムではそれぞれの志望校の学校別対策で応用の枝葉を広げていくことを考えています。

一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけです。

だから受験カリキュラムが前倒しになっていますが、そこは基礎がしっかりしていればいい、と切り替えてください。つまり、あまり難しいことが4年生や5年生のうちにできなくたっていいのです。それよりは基本問題ができることに注力する。

そして早めに第一志望を絞り込んでいくことです。むしろ学校別の対策を早めに始められるようにすれば良いのです。

例えば国語の読解問題はどこの塾のテキストでも、だいたいはどこかの学校の入試問題なのです。だったら、他の学校をやるよりは自分が受ける学校の入試問題をさっさと解き始めた方がよほど効率が良いはずです。でも塾ではそんなことはできません。当たり前ですが、みんな違う志望校なのだから、みんながそれぞれの志望校の過去問を解き始めたら授業になりません。

だから共通な話題を持つ題材を選ぶわけだけれど、それが自分が受ける学校の出題に沿うかどうかわからないわけです。だったら、基礎だけがんばって、後は自分の受ける学校の勉強対策をした方がよほど良いということになります。

今4年生、5年生のご家庭はもしかすると大変な想いをされているかもしれませんが、応用まで行かない、と思うのであれば切り捨ててしまうと良いでしょう。基礎まで中途半端になることの方が怖い。むしろそこに集中して、そこまでできたらもうOKを出してあげていいのではないでしょうか。

後は6年生になって、学校別対策で応用の枝葉を広げていきましょう。



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最終更新日: 9/5/20, 5:06 AM
04Sep 2020
オンラインの記述添削
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

オンラインでの過去問指導が続いていますが、各校では記述問題が出題されるところが多くなっています。

したがってスタディールームオンラインでも記述の添削をしています。

まず子どもたちが過去問を解いて、その答案をメールで送ってもらいます。

それを採点、添削して、授業ではテレビ会議の画面共有で一緒に見ていく。

この部分の表現がおかしい、ポイントが絞り込めていない、あるいは指摘すべき本文が違う、などなど。ここは画面共有の威力が発揮される部分で、

問題文、本人の解説、解答などいろいろな資料を見せながら、本人の理解につなげていく。

そして、もう一度本人が書き直して、理解が進むように指導します。これは、明らかにオンラインの方が便利だと思うところです。

国語ばかりでなく、算数の解き方や理科社会の記述問題など、記述添削はこれから子どもたちの力を伸ばすのに非常に重要なので、しっかり時間を
かけて取り組んでいきたいと思います。


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最終更新日: 9/4/20, 4:56 AM
03Sep 2020
失敗から学ぶ
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

入試までの間、模擬試験や組み分け試験をたくさん受けていきます。その試験の中では必ずいくつかの失敗があるでしょう。

もちろんうまくいったことも多いだろうが、しかし、失敗もある。

そして大事なことはその失敗から学ぶ、ということなのです。どうしてミスをしたのか。どうして間違えたのか。どうして覚えきれなかったのか。

そういうことを根源的に考えていかないと、状況は好転しません。

例えばここに来て、社会の知識がまったく不足している、ということが発覚した場合。これはその時間をとるしかないのです。今まで時間が取れなかったから、十分に覚えられていない、とするならば、同じペースでやっている限り、その時間は永久にとれない、ということになる。

持ち時間は決まっているわけだから、なにかをやる時間を新たに作るためには、何かをやめないといけない。

ところが、そういう具体的な変更をしないまま、「覚えなさい」といったところで何も変わらないのです。

失敗から学び、そこから何をするのか具体的に決めて行動する、から問題は解決するのです。

失敗に蓋をしてはいけません。



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最終更新日: 9/3/20, 5:01 AM