04Aug 2019
なぜこれをやるのか、説明していますか?
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

振り返ってみて、本人がきちんとやることを管理して、確実にそれを実行して合格していった、という子はあまりいません。

やはりそれなりにお父さん、お母さんが手伝いながら、やるべきことを整理し、たまにはやらされながら、日々を送って受験にたどり着くのがふつうでしょう。

ただ、その間にたくさんの戦いがある。親子喧嘩、といってもいいかもしれません。

親はやはり、小さい時から子どもを苦労して育てている分、「誰がここまで大きくしてやったと思う!」という気持ちがありありと態度に出るだろうし、それを見てまたムカつく子どもも多いのです。

で反抗する最たる理由は「なぜそれをやるのか説明されない」というのはあまり知られていないかもしれない。

なぜこの練習をするのか。なぜこの問題をやるのか。なぜこれを覚えるのか。

やることを「勝手に親に決められた」みたいに感じるから、子どもは反抗したくなる。逆になぜそれをやるのか、親子でいろいろコミュニケーションをとった上で、それをやろう、ということで決まれば案外スムースに進むのに、「早くやって」みたいなことを言われると、頭にくるのです。

そこで「うるせえなあ」の一言がでて、またバトルになることが多い。

親が学習を管理した方が効率が良いのに、バトルが続くようだと「やらない方が良かった」ということになりかねません。

やはりしっかりコミュニケーションをとっていくことがわが子が相手であっても必要なことなのです。



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最終更新日: 8/4/19, 5:23 AM
03Aug 2019
家庭が主導権を握る
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

2019年度夏期講習のお知らせ

少子化が続き、リーマンショックもあって、中学受験の受験者数は減少を続けてきました。

ここにきてようやく下げ止まりましたが、少子化は続いているので、塾としては当然のことながら生徒を囲い込むしかない、わけで早くから生徒獲得に動く。

その結果として受験のスタートはどんどん早まり、早まるためには理由が必要だから、カリキュラムを早めることになり、今の子どもたちは実は歴史上、最も早いカリキュラムで学習をしている、ということになっています。受験者は往事より少ないにもかかわらず、です。

だから、多くの子どもたちが3年生の3学期から受験勉強を始め、毎月の組み分けテストで疲弊しているという現状はそろそろ変えないといけない。

そのための一番の方法は家庭が中心となって中学受験を進めることです。塾を中心に考えると、塾の言う通りにならないといけなくなる。そうなると、塾に合わせて時間を決めないといけないし、早くから習い事やスポーツを諦めないといけない。

子どもたちは成長過程なので、その成長に合わせてやるべき勉強があります。それをただ一元的に早めることがプラスになるとは限らない。マイナスの場合も十分あるわけで、そこを家庭が見極めていかないといけないところがある。

最初のお子さんの受験で目覚めたお父さん、お母さんが家庭中心に受験勉強を進めると、経済的にも負担は小さくなるし、子どもたちの負担も軽減されます。

でも中学受験の勉強は難しいから、と思われるかもしれないが、子どもたちができることなのだから、お父さん、お母さんがわからないわけはない。

お父さん、お母さんが力を貸してあげることで、子どもたちの負担は減るのですから、ぜひ一緒に勉強してください。

自分で勉強できるようになれば、あとはどんどん自分で進んで行くものなので、最初のきっかけはまず家庭で作っていくことが大切だと思います。

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最終更新日: 8/3/19, 5:45 AM
02Aug 2019
基礎から学校別対策へ
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

学校別対策に反対する塾の先生はあまり多くはなくなったように思うのですが、それでも「どんな問題が出ても対応できる」姿をめざしている教室もまだあるかもしれません。

実際にいろいろな知識を持ち、読解力や理解力がある子、というのはいます。で、そういう子はまあ、間違いなく、どこを受けても入るだろうなあ、と思います。

ただ、それはもったいなかったかもしれない、と思うのです。もともと頭が良くて、そんなに勉強してなくてもその位になってくれれば何も問題がないが、しかしかなりの時間を費やしてそうなったとすれば、行く学校は1つだからその学校に合格する力をつけて、後はほかのことをやっても良かったのかもしれないのです。

中学受験の範囲は途方もなく広いものです。学校の教科書で見ると中学3年生まで広がっています。だからそれをすべてマスターすること自体が途方もないことのように思うのです。だったら基礎だけしっかり固めて、必要な応用力は受験するであろう学校の対策でつければいいのではないでしょうか。

一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけで、それ以外は本当のことを言えば不要なのです。

だから受験カリキュラムが早めになっていますが、そこは基礎がしっかりしていればいい、とまず切り捨ててしまいましょう。つまり、あまり難しいことを4年生や5年生のうちにできなくたっていいのです。それよりは基本問題ができることに注力する。

そして早めに第一志望を絞り込んでいくことです。むしろ学校別の対策を早めに始められるようにする方が良いのです。

今4年生、5年生のご家庭はもしかすると大変な想いをされているかもしれませんが、応用まで行かない、と思うのであればむしろ基礎にとどめた方が良いでしょう。
むしろそこに集中して、そこまでできたらもうOKを出してあげていいのではないでしょうか。

後は6年生になって、学校別対策で応用の枝葉を広げていきましょう。



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最終更新日: 8/2/19, 5:20 AM