05Jul 2019
シンデレラ症候群?
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

2019年度夏期講習のお知らせ

帰ってきた模擬試験の結果を見ながら、「パッとできるようにならないかなあ」と思う子は多いのです。

しかし、勉強しなければできるようにはなりません。

これは当たり前の話ながら、何となく子どもたちは夢見ているところがあり、突然できるようになるかもしれないと思っている部分があったりするのです。

そんな、ばかな、と大人は思うものですが、子どもたちはまだまだそういうことを信じているところがある。

シンデレラ症候群、とでもいうのでしょうが、しかし、まあ、どこかで気が付く。

まずはとにかく練習するしかない、勉強するしかないのだ、ということを知るのにはお稽古事やスポーツをやっている子どもたちの方が現実的かもしれません。

この夏、覚悟を持って練習する、という気持ちで臨めるようになれば、かなり大きな力を生むでしょう。

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最終更新日: 7/5/19, 5:27 AM
04Jul 2019
ミスの特徴を記録しておく
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

2019年度夏期講習のお知らせ

夏休みに過去問をやるでしょうから、そのときぜひ記録を残してください。

というお話をするとたいていは点数とか、時間とか、いう話になるのでしょうが、私が一番大事だと思うのはミスの記録です。

×がついた問題というのも、まったくわからなかった、という問題もあるでしょうし、ミスをしてできなかった問題もあるでしょう。

ですから、こんな計算をするのです。これは算数だけでもかまいません。

まず問題を解いてもらいます。これで出てくるのが素点。

次に答え合わせをした後、だまって間違った問題をやり直してもらいます。でここまででとれる点数が見込み点。

つまり、本当は取れた、という点数でしょうか。それでも気が付かないミスもあるでしょうが、1回答え合わせをして間違いを指摘された後、できれなければ入試本番でもなかなか見つからない、ということでここまでの点数にしてしまいます。

そうすると見込み点-素点がミスの点数ということになりますから、これを満点で割って百分率にすればミス率が計算されるでしょう。

これが概ね最初のうちは20~30%ぐらいあるものです。それが普通といってもいいかもしれません。

でその内容もできれば記録してください。

問題の読み間違いをした。計算ミスをした。簡単に記録をするだけで結構です。

なぜこういう記録を残すのか。

過去問は1回やればいいというものではありません。しばらくして2回目をやる、できれば3回目までやりたい。少なくとも2回はやってそのデータの比較をしたいのです。

2回目のミス率が本来はしっかり少なくなってほしいところなのですが、まあ、そううまくいかない場合も多いでしょう。

実は同じ問題で同じ間違いをする、ということはよくあることなのです。

本来は解説を読み込んで、納得したはずだから、それができなければいけないのですが、意識していないと精度は上がっていきません。

これは過去問だけではなく、模擬試験なんかでも計算してみてください。

(模擬試験の帳票には載っていませんから。)

データを作ってみると、ミスの傾向も出てくるはずです。こういうデータから、次の作戦を考えていきましょう。

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最終更新日: 7/4/19, 5:57 AM
03Jul 2019
パッチをあてる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

2019年度夏期講習のお知らせ

これから2ヶ月間、8月の終わりまでに算数の基礎をしっかり固めることが最も重要な課題です。

で、算数は割とできるようになっているとは思うものの、やはり基本の解き方を忘れていたり、思いつかなかったりすることがあるものです。

ただ、これは、だめだ、もう一度全部、と思う必要はありません。

もちろん、全部を復習するチャンスではあるわけだから、しっかりやれば良いのですが、できなかったところだけをやり直す、というのもひとつの方法です。できるところをもう一度時間をかけるべきか、といえばそうではない。できるところはできる、で良いのです。

できないところにパッチを当てていく、というやり方はやはり効率を上げるひとつの方法であって、何でもかんでも全部やれば良い、というものではありません。

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最終更新日: 7/3/19, 5:38 AM