25Sep 2018
間に合うか、ではなく間に合わせる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から


摸擬試験の結果が出てくると、「わ、本当に間に合うの?」と思ってしまいがちです。

しかし、まあ、それなりに勝負になるところにまでは、大方持って行けることが多い。これから本人の理解が広がるからです。

力はひとつ、ひとつと積み上げていく部分もあるのですが、連鎖的に理解が広がっていくところもある。

例えば算数は、やはり比で解く問題は多い。文章題でも、平面図形でも、立体図形でも、速さでも比をうまくつかえると一気に解ける問題の幅が広がっていきます。で、最初はまあ、ほとんどできない、という状況であったとしても、あるところからは、「これもそうか」「あれもそうか」という風に理解ができてくると、状況が一変する。

かつ、これから知識が増えていくので、取れる点数も安定してくる。そうなると事情は一気に変わります。

だから、間に合うか?ではなく間に合わせる、という気持ちでいかないといけない。

そういう意味で親も子も積極的な気持ちを持ってこの後半に向けてがんばっていきましょう。


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最終更新日: 9/25/18, 3:11 AM
24Sep 2018
過去問で捨て問を作るな
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

 

過去問の練習のやり方をまだ間違えている子が見受けられます。

テストの練習のようにやっている。時間を決めて、時間が来たらはい、おしまい。答え合わせをして…。

いや、それではできない問題ができるようにはならないでしょう。多分、そういう問題は手を出していないから。そうなるといつまでたっても難しい問題ができるようにはならないのです。

過去問はテストの練習をするためにやるのではありません。

その学校で良く出る問題を研究するためにやる。

時間がきたら、おしまい、ではダメなのです。時間を計ってもいいが、その後も黙々と続けて、全部の問題に目を通し、そこそこやってみて、それではじめておしまい、にしないといけない。

その後、答え合わせをして、解説を読んで、すべての問題の解き方がわかる、というところまで行かないといけないのです。

だから解き終わったあとも相当に時間がかかる。普通、初見のテストだと試験時間の2倍から3倍はかかるのが普通です。ところがみなさんの計画を見ていると、試験時間分しかとられていないケースが多い。

これでは相変わらずできない問題はできないまま、になってしまいます。だからできるようにはならない。
過去問練習では捨て問を作ってはいけません。

最後まで解いて、それから答え合わせを始めてください。

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最終更新日: 9/24/18, 5:31 AM
23Sep 2018
数ポイントの差に意味はない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から


多くの場合、模擬試験というのは1種類の試験ですべての学校の合否を判定します。

1種類の試験ですべての学校を判定するためには、統計的な手法をとるしかない。つまり、全体の分布を考えて、この学校の合格者はここまでに分布しているから、合格偏差値をここに設定しよう、みたいなやり方をするわけです。

しかし、それぞれの学校の出題傾向は違いますから、真偽には疑問が残ることも多い。模擬試験で扱われる問題が、その学校の出題傾向とまったく一致するところがなければ、判定は難しいのです。

例えばある学校では国語や社会、理科に長い文章や資料が出て、そこからいろいろな作業をしたり文章を書いたりしなければいけない。しかし、そんな問題が出ていない模擬試験でそういう学校の合否判定をするのはやはり無理があるわけです。

だから、あくまでひとつの参考として考えておく必要があります。

偏差値1ポイント2ポイント違うからどうのこうの、という議論はナンセンスでしょう。

80%偏差値が58で60をとったから大丈夫、ということにはならない。まあ、いい線かな、ぐらいであって当然、落ちることだってあり得る。

さらに子どものすることですから、当日、いろいろなことをしでかしてしまうこともある。そんなことは当然模擬試験で折り込めるはずもないわけで、したがって合格可能性はそのくらいのふわっとした数字だと思っていてください。

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最終更新日: 9/23/18, 4:08 AM