01Oct 2018
志望校別特訓がない?
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から


いろいろな塾で上位校の学校別特訓が行われていますが、一方ですべての学校で学校別特訓があるわけではありません。

むしろ、ない学校の方が多いでしょう。だから何となく手を抜かれている、というような気になるかもしれませんが、まあ、こればかりは仕方がない。

ないものはないので、だったら家庭で考えていけばいいのです。

もちろん塾だってただ過去問をやらせればいいと思っているわけではありません。その子、その子に必要なことを切り分けてくれる面倒見の良い塾もあるでしょう。そういうところに通っている場合は、むしろあまり手を出さなくてもいい。

しかし、そうでない場合は、やはり作戦を考えないといけない。まず第一志望の出題傾向をとらえて、模擬試験の結果から見て、強化しなければいけないテーマを絞り込んでいきます。

ポイントは、よく出て、できないところ。

できなくても、出なければ何の問題もない。例えば文学史は覚えてないなあと思っても、出なければ別にどうでもよいわけです。

逆に出るとわかっているのに、できないというのは問題だからしっかり対策を組んでいきましょう。

過去問が忙しい時期ですが、過去問をやっていると、やはりよくできないことがあるとわかるとは思うのですが、それをどうするか具体的に考えていかないといけない。

それを便利にするために「学校別バインダー」を作ったので、ぜひ試してみてください。過去問が進むにつれて、やらなければいけないことだと思います。




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最終更新日: 10/1/18, 12:57 AM
30Sep 2018
そこまでやらないといけないの?
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

今から数年前、大手塾のカリキュラムがすべて早まって、5年生でいったん全てが終わるようになったとき、ある塾の先生がこんなことを言っておられました。

「受験業界は、目的が競争に勝つことだから、回りよりも少しで早い、少しでも多い、というような競争に陥りやすい。しかし、それで大変になるのは子どもたちで、しかもお父さん、お母さんも別に対抗する手段がないとすると、これは本当に困ったことですねえ。」

で、そこから数年経って思ったとおり、「しんどい思いをする子どもたち」がたくさん出てきているようです。早くから塾に行き、速いペースで勉強し、いつの間にか自信ややる気を失っている。

確かにそれについてこれる子どもたちもいるでしょう。そしてその子たちを選抜することが塾にとって意味のあることかもしれませんが、しかし、そのために「しんどい思いをする子どもたち」が増えていくのは、決して良いことではない。

これは中学受験が塾中心になることも一つの要因でしょう。あまりに小学校の内容からかけ離れている分、塾で特殊な勉強をしないと入試に合格しない。

ただ小学校の勉強をしただけで、合格できる私立中学はほとんどないに等しいのが現状だからです。

だから、「そこまでやらないといけないの?」という思いがあるものの、塾に通わせている方が多いのではないでしょうか。

一方で、早くからその矛盾に気づいて、親子で勉強を進めていたご家庭もあります。

本当にそれは少数だけれど、経験した方の話を聞くと、家族旅行も行けて、夜遅くまで塾に通うこともなく、割と余裕をもって志望校に合格している事実があるわけです。

その分、確かにお父さん、お母さんが研究して、教材を見つけて、いっしょに勉強はしているわけですが、でもそれでもやれていることは事実だから、つまり、そういう道はあるということなのです。

そういう道筋のひとつとして、フリーダムを始めたので、これでも十分やれる、と思っていただけるようにしたいと思っています。



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最終更新日: 9/30/18, 2:22 AM
29Sep 2018
第一志望を下げない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から


模擬試験の結果が出て、どうも芳しくない成績だとどうしても弱気になる。

本人もそうだし、お父さん、お母さんもそうでしょう。

「やっぱり、この子には無理かしら」みたいな感じが頭をよぎる。大人はいろいろ経験しているし、データの見方もわかっている分、さらにそういう感覚が強くなるでしょう。

が、長い間子どもたちを見てきて、それでも逆転する子はいるのです。

どういう子が逆転するだろうかといえば、まず最初にあがるのが「今まで勉強しなかった子」。

しかし、さすがに最後の3~4ヶ月、必死になって勉強を始める。やっぱり合格したいと思うからでしょう。なんだ、そんならもっと早くからやればいいのに、と思うけれど、まあ、それでもやる気になったのだからそれはそれで良い。

で、そういう子は勉強してないのがするのだから、できるようになる。当たり前でしょう。しかも最後に追い込みが利いて、最後の最後に合格ラインを突破してしまったりする。

もうひとつのパターンが勉強方法を変えた子。
そこそこまじめに勉強してきたが、なかなか成績が上がらない。で、最後、過去問を見て、「これができればいいんでしょ?」と割り切り、自分で問題を解くことに専念し始める。塾にも行かなくなる。なぜ?塾の宿題よりも過去問をやったり、覚えたりすることの方が手応えがあるからでしょう。

上の子の受験を経験された方が良く言われることだが、
「最後は過去問とその直し、あとは暗記ですから」
って、その通り。それをちゃんとやれば、やはり手応えを感じてきて、成績が上がってくるパターン。

なので、まだまだあきらめてはいけない。

これから、まだ3~4ヶ月あるのだし、ここが一番伸びる時期なので、(つまり、もう後がないということではあるのですが)、第一志望をあきらめてはいけません。




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最終更新日: 9/29/18, 9:55 AM