16Dec 2017
4・5年生、ついていけないと感じたら
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
最近の大手塾のスタイルというのはやはりシステム化、定型化されています。カリキュラムとテキストが決まり、月例テストに日程が決まっているので、それまでの間に教える内容を教えてしまい、練習させるべき問題を練習させる、というプログラムになっています。

したがって講師陣も決められた内容を決められた時間で教える。しかし、子どもたちの理解度には差が当然あるわけで、それを「塾が決めた時間」内に理解できる子がすべてというわけでは当然ありません。その分、それをどこかで復習したり、練習する必要があるわけですが、塾が決めている授業数なり練習の工数(問題数)が多ければ必然的に他のことをやる余裕はなくなります。

で、問題はこの流れに乗れなかったとき、なのです。乗れている分には別にどうこういう必要もない。そのまま乗って行けばいいわけです。ただ、乗れなかったら取り返せないのか?と言えばそんなことは当然ない。

しかし、同じやり方では難しいでしょう。なぜならばシステム化されている以上、あまり余裕を持たせない。いっぱいいっぱいの工数で組み立てて、他のことはできないようにできているからです。

だからうまくいかなかったら、やり方を変えるのが一番良いのです。もちろん多少なりとも時間をかけて様子を見ることは大事だが、それでも1年で充分。1年間大きな成長が見いだせないとすれば、それはやはりそのやり方を変えないと、同じことが続くだけ。

新学年に進むにあたり、もう一度良く勉強のやり方を点検してみてください。


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最終更新日: 12/17/17, 5:55 AM
15Dec 2017
バランスの悪さを改善する
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
模擬試験の結果を見ていると、科目のバランスが悪い子が結構いるものです。

例えば算数はいいが、国語は悪い。社会はいいが、理科は悪い。これはやはり文系理系の好みが出ているケースでしょう。

しかしそれだけではない場合も少なくありません。

例えば、理科の化学と物理の範囲はいいが、地学と生物はだめで、かつ社会も歴史がだめ、という子はやはり暗記が不得意だ、ということになるでしょうし、また記述問題になると点数がまとまらない、というような特徴が出てくる子もいるでしょう。

こういうバランスの悪さが不利になるところはあります。

例えばせっかく算数ができたのに、国語と社会ができなくてアドバンテージを利用できなかった、ということはあるのです。

残りの時間、多少なりともこのバランスの悪さは解消していきましょう。つまり、不得意なことを多少なりとも埋める。

そんなことを言っても、今までできなかったものがそう簡単にうまるわけがない。

その通りなのです。

でも、それでも何もしないよりはした方が良い。

科目のバランスの悪さは、悪いところが特にひどく出る場合があるからです。なので、少なくとも基本的なことはある程度できる、ということにしておいた方が良い。

覚えるのが下手でも、とにかく繰り返し練習して、覚える。

力学が得意でなくても、基本と思えるところだけでもできるようにする。

そういう数点の積み重ねが合格点につながります。

最後まであきらめずに準備していきましょう。


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最終更新日: 12/16/17, 5:55 AM
14Dec 2017
家で復習ができるか
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
集合授業では、先生のペースで授業が進むので、その授業内にすべてわかった、ということにはなりにくい。

また、テキストでやりきれなかった問題が宿題になることもあるでしょう。したがって必ず復習をしないといけない。宿題もこなさないといけないのです。

しかし、自分で勉強する習慣がついていないと、それができない。必然、わからないことが増え、宿題はやってあっても正解率は低く、(あるいは適当に答えだけ書かれている場合もあります。)テスト前になるといったいどこから始めていいか、わからなくなる。

勢い、暗記をすれば何とかなる社会に力が入ってしまうのです。

集合授業でつまづくのは、家で復習がちゃんとできていないからです。習う内容がしっかりわかり、演習問題がすべてわかれば、ついていけないはずがありません。

だから、ここをどうするか、具体的に考えないといけないわけですが、なかなかひとりではやりきれない。やらなきゃいけない、とは思っても、ついテレビを見たり、ゲームをしたり、という時間が長くなって、終わっていないことが多いもの。

そういう子にはやはり強制的な環境が必要なのです。個人ジムでダイエットが成功するのと同じこと。強制的な環境でトレーナーが励ましてくれるから、何とかがんばれる。

スタディルームに来る、というのはそういうことなのです。最初から自分のペースで勉強し、やり切る。先生が見ている中でやるから、集中するし、実際に始めてしまえば実はそれほど時間がかからなかったりするのです。

なんだ、できるじゃないか、ということは多いもの。

今までやってうまくいかないのだとすれば、この先もなかなか改善しないところはあるので、勉強の仕方を検討してみてください。


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最終更新日: 12/15/17, 5:55 AM