07Dec 2017
中学入試は大変そうだから、早く始めないといけないのではないか、という考えが一般的になっているように思うのですが、小学生の場合そうではありません。
小さいうちは、まだそんなに多くのことができない。また体力がないのでムリがきかない。また社会性を身につけるために、友だちと遊ぶことも大事なのです。だから、そんなに早くから始めてもうまくいかない。
早く始めて成績が良かったと思ったのに、5年生ぐらいから始めた子どもたちに抜かれてがっかりしてしまう。そのとき、もうすでに一杯一杯になってしまうと、先が続かない。
だから、早く始めれば良い、というわけではありません。やはり子どもたちの構えがちゃんとできてから始めた方が効率が良い。小さい時から遊ばせてもらえなかった、という感覚を子どもがあまり持たないようにした方が良いでしょう。
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最終更新日: 12/8/17, 5:55 AM
06Dec 2017
東京、神奈川の中学入試の倍率というのは概ね3倍前後です。
競争率が3倍よりも増えれば、やはりその入試は難しくなる、というのが一般的な考え方でしょう。その学校がこれまでやってきたことがプラスに作用して、受験生が集まれば当然、入試は難しくなる、わけです。
しかしながら、じゃあ、3倍を切ったらやさしいのか、と言われると、実はそうでもない。
特に上位校の場合、3倍切る学校もあるでしょうが、すでに出願の段階でちょっと難しいかな、と思う受験生が出願していない、場合があるのです。
その場合、逆に出願している生徒というのは、ある程度イケる、という気持ちがあって受験しているわけですから、本当に僅差の勝負になっている。
したがって3倍を切ったからといってやさしくなった、というわけではありません。これから倍率情報が発表されてくると思いますが、上がろうと、下がろうとあまり気にしないことです。
やはり一応、これまでの模擬試験の偏差値データ通りだと思った方が良いでしょう。
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最終更新日: 12/7/17, 5:55 AM
05Dec 2017
小学生の場合、やはり成長のペースの個人差があります。同じ5年生でも、小さい子がいるし、大きい子がいる。
体力のある子もいれば、そうでない子もいるわけで、やはり子どもの成長のペースに合わせて受験準備を進めていった方が良いのです。ここのところ6年生はさすがに良く勉強しているし、それなりにしっかり手応えをつかんでいる子もいるでしょう。5年生でも、ようやく勉強するペースをつかめた子もいるでしょう。しかし、うまくいかない場合もある。
そのとき、同じカリキュラムで進む、ということになると、やはり落ちこぼれてしまうところがあるのです。本当は、ちょっとペースダウンして、ちゃんとわかってから次に行けば良いのだが、カリキュラムが次に進むので、どうしても積み残してしまうことになるのです。
そこはなかなか集団授業では解決しない部分です。先生に先に進むのを待って、とは言えない。しかし、個別にやっていく限り、本当にわかってから次に行けばいいし、ちょっとわかってきた、となれば進むスピードを上げればいい。最終的には入試に間に合えば良いので、それぞれの伸びる時期に合わせた指導をスタディルームで実現していきたいと思います。
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最終更新日: 12/6/17, 5:55 AM