14Sep 2017
技術革新
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
受験勉強というのは、なかなか革新が生まれない分野かもしれません。

実際に自分でコツコツと参考書を勉強したり、塾で先生に教えてもらうということは昔からあるわけで、そのスタイルが変わらない。だから、教育の世界はなかなか技術革新が起きない分野だと言われます。

しかし、実際には動画やインターネットでいろいろな情報を簡単に見ることができる。

最近5年生の授業では、ディスプレーを前に置いて、用意している動画や画像を見てもらっています。例えば砂岩と言われて、どんなのが砂岩なのか。

雲仙普賢岳の噴火の形とキラウェアでは何が違うのか。

まあ、そういうことは説明するのもいいが、実際の姿を見てもらったり、動画を見てもらった方が早い。

で、先日さらにインターネットの動画会議のシステムを見せてもらった。これも昔からいろいろなシステムがあったのですが、さすがに今のシステムは良く出来ていて、本当にスムーズに動く。

試しに生徒に教えてみると、わりとスムーズに理解してもらえる。すでにフリーダムのシステムがあるので、画面を共有するだけで、一気に勉強が進むところもあります。

で、こうなってくるとなるべく自分でやれるシステムとして何が良いのか、いろいろなやり方があるだろうと思います。

だからそれを大いに利用したら良いと思うのです。

ただし・・・。

あくまでそれは自分が勉強する、ということのプラスにならないといけない。時間を自由に使い、他の習いごとやスポーツと両立しながら、効率良く勉強を進められるのであれば、大いに技術革新は使った方が良いだろうと思います。


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最終更新日: 9/15/17, 5:55 AM
13Sep 2017
長い問題文
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
最近の問題は国語も理科も社会も本当に問題文が長くなりました。

図や資料もふんだんに盛り込まれているし、実際にそこから読み取る内容はさまざまあるので粘り強く読んでいかなければなかなか解けません。

しかし、模擬試験などではあまりそういう問題はみかけない。どちらかといえば、ひとつの問題文はそれほど長くはなく、むしろたくさんの問題を解かせて差をつける、というような形式になっていることが多いのです。

で、この違いは合格判定でも若干の違いを生むことになります。

模擬試験の合格判定は完全に偏差値で行うのであって、どのような問題に強い、弱いは判定しない。

しかし、学校別の出題傾向には違いがあるし、先のように長い文章を粘り強く読んで考えるというような力が本当に診断されているかといえば、そうではないところがあるわけです。

だから脅すわけではないが、合格可能性の判定が高いからといって安心できない部分はあるわけです。

長い問題文を見れば、普通はやる気を失います。え、こんなに長いの?いやだなあ。面倒だなあ。

これが当たり前なのです。だからこそ、慌ててやればもっとできないに決まっている。だから量をやらせてはいけないのです。量をやらせると、間違いなく急ぐから粘り強く読む、ということにはならない。

学校別の出題傾向を調べていって、長い問題文の学校の場合、この粘り強さが合格の決め手になりますから、量をこなすのではなく、ていねいに解いていく練習をしてください。


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最終更新日: 9/14/17, 5:55 AM
12Sep 2017
勉強の習慣をつけるには
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
勉強の習慣をつけるというのは、ある意味大変なことかもしれません。
子どもたちにはやりたいことが、たくさんある。友だちと遊びたいし、マンガもみたい。ゲームもやりたい。
そういう中で勉強するのは当たり前だ、という感覚が身につくにはある程度、強制的に勉強をさせるということは必要なことです。
ただ、強制するといっても、働くお母さんにとっては大変なこと。
だから、勉強のおもしろさを教えていく必要があります。
特に低学年の子どもたちはほめられると、とてもうれしそうにしますね。
なぜだろうか。純粋にうれしいからです。これが少し学年が上がると、「うれしいと思うのが、照れくさい」ということになってくるんだろうと思うのですが、1年生、2年生のうちは、ただうれしい。ほめられたい、と思っているのです。
だから、1つ、2つの課題を毎日与えて、帰ってきたら、いっしょに答え合わせをする。そして大事なことですが、
必ずほめてあげてください。

そうすると、明日もほめられたいと思うのが子どもたちなのです。

褒められる経験は子どもたちの勉強に対する態度を積極的にします。そして、ここが重要ですが、成長するために学習は不可欠な要素。それを当たり前と思えるか、いやなことと感じるか、その差は大きいのです。
帰宅後はいろいろ、やらなければいけないことが多いと思いますが、ぜひその時間をとって、お子さんに勉強する習慣をつけてください。


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最終更新日: 9/13/17, 5:55 AM