02Dec 2017
勉強を続けている限り、培った力は消えません。
しかし、精神的な理由から自分の力を出し切れないということはあります。
過去問や問題をやっているときに、続けてうまくいかなかったりすると、「あれ?」と思うことがあります。それがだんだん疑心暗鬼につながってくる。
「もしかして、このまま行くと落ちるかも。」
そうすると、勉強することが怖くなってきたりする。過去問なんか、やりたくない、と言い出すかもしれません。
でも培った力が消えるわけではないのです。ただ、できないかも、と怖くなればできなくなるかもしれない。ピッチャーが打たれるかもしれない、と思って投げたボールはやはり打たれることが多いそうです。「打ってみろ」と投げれば打たれないらしい。
ということで、調子が悪いなあ、と思ったら、できることを確認させることが大事です。
私は本人にとって少しやさしい問題をやらせることにしていました。それでも調子が悪いと間違える。間違えたら、やり直させる。もう一度やるとできることは多いので、そこで大きく丸をつけることにしていました。
そうすると実はできるんだ、ということがわかってくる。それを繰り返していけば、調子が出てくる。子どもですから、気持ちでだいぶ変わってくることは多いのです。
逆に自分で絶好調だと思っていると、本当に難しい問題も解き上げてしまう。
だからここまで来たら、できる、解けると思わせることが大事です。特にお母さんは比較的細かいことが多いから、できないことを指摘することが多いが、この時期はあまりプラスにはなりません。
実際に結構できるようになっているのですから、自信をつけてあげてください。調子に乗るぐらいでちょうど良いのですから。
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12月3日の問題(サーバーメンテナンスが終了次第アップします。)

最終更新日: 12/3/17, 5:48 AM
30Nov 2017
過去問の練習が続いていると思いますが、しかし、いろいろやらなければいけないことがあるので、今はどちらかと言えば、理科や社会、算数に力が入っていて、国語がおろそかになる場合があるかもしれません。
確かに、国語の読解はやってもそう変わらない、と思われるかもしれませんが、しかし、あるペースではやっておいた方が良い。例えば1週間に最低3回は国語の読解問題を解いている必要はあるのです。
たくさん増やすわけにはいかないかもしれませんが、国語はすべての科目の基礎になる部分。最近は社会や理科の問題でも文章が長くなっているし、国語自体も採録されている文章が長い。その分やはりしっかり読み取ることができないと、得点につながらない部分があるのです。
なので、入試まで一定のペースで読解問題を練習してください。もちろん、答え合わせもしっかりやる。答えの根拠は必ず文中にあるので、それを明確にできるようにしておきましょう。
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最終更新日: 12/1/17, 5:55 AM
29Nov 2017
願書の欄には、緊急連絡先を記入する場合があります。
願書類の不備等、学校から連絡をする場合、自宅の次にどこにかければよいか?ということですので、田舎のおじいちゃんはやめてください。保護者の勤務先、携帯等が適しているでしょう。
調査書が必要な学校では、小学校の先生に依頼しなければなりません。
早めにお話をしておきましょう。出願の締め切りから考えて、いつまでに書類を受け取りたいかの希望もしっかりお話してください。
一通り書類が出来上がったら、リストとともに確認をします。
すべての学校の出願書類をリストにしておいて、確認するといいでしょう。学校の先生に伺うと、案外、記入漏れや出願書類が不足する場合があるそうですから、十分に注意してください。
その上で、次はスケジューリングです。
東京、神奈川では2月1日から2月4日まで、いろいろな作業が同時に進行します。
子どもを試験会場につれていかなければいけない。その間に発表を見て、書類を受け取り、次に手続き。また迎えに行って、とお母さんひとりではなかなかこなせない分量です。家族と相談して、しっかりスケジューリングしてください。
出願に関していえば、受験番号を気にされる方がいます。早ければ熱心などという話がまことしやかに言われますが、まったく関係ありません。午後面接がある場合、受験番号が早い方が早く終わるということはありますが、午後入試を受けるために早い番号を取るというのは危険性があります。午前試験、午後面接、その後試験というのはかなりしんどいスケジュールですから午後入試については面接のない試験と組み合わせた方が無難でしょう。
最後に、できあがった書類は必ずコピーをとり、手元に残しておきましょう。特に出願理由について、面接の話題になりやすいことですから、子どもと情報の共有は必要です。
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最終更新日: 11/30/17, 5:55 AM