01Jul 2017
これまでの指導を通じて痛感するのは、「ていねいな子が合格する」ということです。
入試はある意味ミスとの戦いでもあり、問題の読み違い、計算間違い、勘違いをいかに防いでいくかということが重要なのです。
模擬試験を受けるとどうしても合格可能性や順位ということに気が行きがちですが、実は復習が大事です。そしてなぜミスをしたのか、という点を明確にします。
このとき保護者の対応として「怒って」はいけません。
これが入試でなくてよかったのです。ただ、そのまま放置してはいけません。同じミスをしないためにはどうすればいいのか、を子どもといっしょに考えてあげてください。
例えば問題の読み方。
これは男の子に多いのですが、案外最後まで読んでいないのです。問題の途中で「あ、わかった!」と思ったりするのでしょう。結果としてできる問題を落としてしまう。
合格の秘訣は「できる問題を落とさない」ということに尽きるのです。それをどこまで可能にするかは、日々の演習と工夫です。
この夏、とにかくていねいに解く、ということだけをまず心がけてください。
それだけで合格可能性は数段上がります。
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7月2日の問題
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29Jun 2017
過去問を終えると、つい点数を計算したくなる。
え、これしか取れないの?と言ってはいけないと思いつつ、でもしっかり顔に出ていますよ、お母さん。
この時期から良い点が取れていれば、それは目標を上げた方が良いかもしれません。で、一般には合格点などほど遠い、というのが普通でしょう。ここからできるようにしていくのです。まだ十分に問題だって練習しているわけではない。どうせ練習するなら自分が受ける学校の問題で練習をすべきなのです。
そして、次第に理解が深まってくれば良い。
良く過去問をやるときに点数をつけて、表にしているご家庭がありますが、まあ2回目ぐらいからにした方が良いかもしれません。
それから・・・。
たまに、最新版の過去問を最後にとっておかれるご家庭がありますが、これもあまり意味がない。どういう傾向の問題が出るのか、最新版を研究することは最も大事なことですから、力試しは模擬試験で考えてください。
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27Jun 2017
6年生は、力のつりあいを勉強しています。
てこ、ばね、滑車、輪軸とテーマはいくつかありますが、計算問題は算数と同じ、だから式を書ききることが大事です。
つりあいですから、回転力がつりあう、上下の重さがつりあうということなので、等式が成り立ちます。
だから式を書ききることが大事なのです。わからない数をAとおいてもいいし、Xとおいてもいいでしょう。
そして、そこで成り立つ等式を考える。どこかがつりあえば、つりあいの等式ができるのです。あとはそれを解けばいいわけで、その結果としてAやXを求めていければミスも減るし、理解も深まります。
面倒に思って式を書かないと、ミスをするし、途中でわからなくなることが多々あります。理科計算も算数といっしょ。しかも、後からどう考えたのか、確認ができるのがメリットです。
入試は得点力の勝負。いかに、ミスを減らすかも大事な対策のひとつです。
式を書ききる練習をしてください。
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