07Jun 2017
やる気が出るのは、ひとつの成功から生まれます。
例えば、組み分けテストでなかなかできなかった浮力が、わかるようになった。
あるいは、算数の宿題の問題が全部できた。
それはほんのわずかな成功でしか、ないかもしれない。しかし、それがいくつか、続いていけばそれこそ「やればできる」という感覚が生まれます。
「やればできるんだ」と繰り返し言ったところで、子どもにはピンときませんが、実際に成功していけば、それが自分自身の経験となるから、やろうという気になる。
この違いにあまり目が向けられていない。だから、子どもの小さな成功に目が行かない。
子どもの小さな成功を共に喜んであげれば、自分では気が付かなかったかもしれないその成功を実感できるのです。
だから「ほめる」ことが大事なのです。
ほめるためには良く見ていなければならない。
そして子どもが成し遂げた小さな成功を見つけて、それを喜んであげれば、それが子どもにとっては自信になり、やる気につながるのです。
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第275回 滑り出しは簡単な問題から
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6月8日の問題
最終更新日: 6/8/17, 5:55 AM
05Jun 2017
この時期は安易に捨て問を作ってはいけません。
勉強できる時間は限られるので、ある程度やる問題は絞らなければいけないが、だからといって「難しいから」「ややこしいから」ということだけで排除してしまうと、それがくせになってしまう。
もともとなるべく楽にやりたいというのが本性ですから、易き道を作ってしまうとそのまま下って行ってしまう。
多少しんどい思いをしつつも、がんばっていくから上る道になるわけで、ですから、この時期は安易に捨て問を作ってはいけないのです。
もちろん、解説を読んでもよくわからない、という問題もあるでしょう。だから程度の問題ではあるのだけれど、やはり多少がんばる必要がある。
これが受験勉強後半になり、いろいろな問題を見分けられるようになってくる力につながっていきます。
程度の問題ではありますが、簡単にあきらめてしまわないように気をつけてください。
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立体に関する問題
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6月6日の問題
最終更新日: 6/6/17, 5:55 AM
03Jun 2017
子どもたちはいったいどこまで、自分が努力をしていけばいいのか、なかなかイメージとしてつかめません。
例えばできなかった問題について、復習をしたとき子どもたちが感じるパターンは
(1)できなくても仕方がない
(2)解法はわかったから大丈夫。
(3)もう一度やったときに、できないといけない。
の3つなのですが、多くの子どもたちは(1)か(2)なのです。しかし(3)のレベルでないと、できるようにはなりません。
この感覚をもってやる勉強とそうでない勉強では、同じ時間でもまったく努力の質が変わってきます。しかし、そうなっていないから、成績が上がらない。
だから、この情況をわからせることが大事なのです。
子どもには変わらないとまずいと思わせないといけないのです。では、そう思うにはどうすればいいか。
志望校を決めることです。
どうしても入りたい、そのためにできるようになりたい、そういう欲望が出ないと努力の質は(3)のレベルまで上がらないでしょう。
成績がある程度決まってから、学校を決める、で成績は伸びないのです。
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