21Apr 2017
6年生なのに、別にすごくがんばる、というわけでもない。
「ウチの子、受験生意識がないのよねえ」と思っていませんか?
いや、なかなか難しい問題だとは思うのです。何せ、受験経験というものがまずないでしょう。あるとすれば小学校受験かもしれませんが、それはもう遠い昔の話。本人がそれを覚えているかすら、わからない。なにせ、いろいろなところに連れ回された、という記憶しかないでしょうから。
だから、受験生とは何か?というイメージが湧かないのが当たり前なのです。不合格のイメージというのもあまり明確ではない。
例えばお兄ちゃん、お姉ちゃんが受験して、残念な結果であって、その後の我が家の暗い雰囲気を感じて
「ああ、なってはいけないんだ」
と思う子はいるかもしれませんが、しかし、こういう子は逆にあまりに悪いイメージを持ちすぎているところもあって、妙なプレッシャーがかかる可能性もあるのです。
実際に子どもたちが受験生としての意識を持ち始めるのは、実は小学校での会話から。
「~君も受けるんだって」とか「~さんはA中学受験みたいよ」みたいな話が聞こえてくると「落ちるとまずいじゃん?」みたいな気持ちになる場合があるようです。
ただ、それは大分先の話なので、子どもたちが受験生らしくないのは、別に大きな問題ではありません。
まあ、みんなそれなりに塾に行って勉強はしているわけだから、これから少しずつ本番になっていくわけであって、今からしゃかりきなっている必要はあまりないと思っていただいて良いのではないでしょうか。
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5月13日 中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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19Apr 2017
理科の出題範囲は、物理、化学、生物、地学の4範囲。
中高の先生は4つの分野に分かれているので、その先生が1問ずつ問題を出す、という学校もあります。そういう学校は見ていて、非常にすっきりしています。
で、その学校の物理の範囲を見ていると、3つのテーマに絞られる。それが
力のつりあい
電気
光と音
です。
力のつりあいは今学習している塾も多いと思いますが、てこ、浮力、滑車・輪軸、ばね、ふりこ、物体の運動などがあり、それなりに難しい部分がありますが、ある程度コツをつかめてくると得点力になりやすい分野なのです。
電気についても、
豆電球の明るさ、電気と磁力、電熱線の発熱という3つの分野に分かれますが、基本的には抵抗と電流の考え方がわかればいい。
つまりは出るものはある程度決まっているということなのです。
ですから、早めに集中して勉強することがこれらのテーマを得点源にするコツです。
今はとにかく、徹底的に力のつりあいや電気に集中して勉強を進めてください。
ここができるようになってしまえば、算数と同じで適宜、繰り返し練習するだけでその力を維持することができます。後半は生物や地学など、覚えることが多くなるので、今のうちにしっかりマスターしてください。
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5月13日 中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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第268回 子どもと対峙する
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試験時間
最終更新日: 4/20/17, 5:55 AM
17Apr 2017
夏休みまで、毎週割と同じパターンで勉強は進みますから、塾の授業に合わせて週ベースで学習の計画を立てると、「あれもやらなければ」という漠然とした圧迫感からは解放されます。
計画というのは何をやるかを決めることであり、また何をやらないかを決めることでもあるのです。
子どもたちの時間は限られるので、当然、すべてのことができるわけではない。だから優先順位を決めて、「やることを絞り込む」必要があるわけです。
が、一方で、その計画は常に見直さなければなりません。
例えば成績によって、もっと理科をがんばるべきだ、ということが起るかもしれない。あるいはそろそろ社会の知識もしっかり覚えようという段階になるかもしれない。
また国語の過去問を始めよう、ということになるかもしれない。
で、何かが入れば「何かをやめなければ」バランスはとれません。
ここがうまくいかないケースが多いのです。塾の先生からいわれて新たに始めることがあれば、いったん棚上げしなければいけない勉強もあるのです。
その意味で計画は常に修正して新たな気持ちで勉強に取り組んでください。
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