15Apr 2017
これから子どもたちはたくさんのテストを受けるでしょう。
しかし、テストということになれば、当然のことながら、真剣に解く。何とか良い点数を取ろうと考えるものです。だからそれなりにがんばるわけです。
で、終わった答案や問題は復習しようね、といわれてはいるものの、それほど復習しているわけではないかもしれません。
これはもったいない。
テスト時間、子どもたちがフルに頭を使っている以上、問題に対する印象が強い。だから、そこから解き方を理解するとその問題を普通に解くよりもより理解が深くなっている可能性が高いのです。
次から次へと試験を受けていくと、そこまで余裕はないかもしれないが、それはやはり受けすぎという面が否定できない。
やはりじっくり復習ができるレベルにして、その代わりしっかりと教材として使い切って欲しいと思います。
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ていねいに解く練習
最終更新日: 4/16/17, 5:55 AM
12Apr 2017
私は「基礎を固めて、学校別傾向で応用の枝葉を伸ばす」という言い方をします。
5年生までは基礎をしっかり、固めて、6年生になったところで、第一志望の学校別傾向に合わせて応用力の練習をします。
「そんなことをすると、学校別の傾向だけできるようになってしまって、力が伸びなくなりますよ。」
と言われる先生もおられるかもしれませんね。
しかし、大丈夫。できるようにはなります。
要は出題傾向の高い勉強により強くなるだけの話。ひとつの方向性を出すことで、より効率よくなる、わけです。だからといって出題される中身自体はやはり、そこそこいろいろな勉強の積み重ねですから、その中で他の傾向もやがてはできるようになるでしょう。
ただ優先順位が違うだけ、の話です。
ではどのように学校別対策を組み立てていけば良いのか、説明会で詳しくお話ししたいと思いますので、ぜひご参加ください。
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5月13日 中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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中学受験 算数オンライン塾
4月13日の問題
最終更新日: 4/13/17, 5:55 AM
11Apr 2017
例えば麻布を受ける子と開成を受ける子が競争することはあまり意味がない。
元々同じ試験日だし、出題傾向も違うわけだから、やるべき内容が異なります。しかし、塾では同じ試験ですべての学校の判定をやろうとすることになるから、統計的な処理をするので、両者が競い合うということになる。
しかし、それで入試問題に対する取り組みが十分ではなくなるのはやはり問題なのです。
あくまで入学試験は、本人が入試問題を解けて合否が決まるものです。模擬試験の結果を提出して合否が決まるわけではありません。
だから、あくまで入試問題が解けることが一番でなければいけない。偏差値がいくつであろうと、順位が何位であろうと、本番で解けなければ合格しないわけですから。
ですから、これからは志望校の入試問題が解けるか、というところに着目していくべきです。
実際に入試問題に取り組んでみると、やらなければいけないことが別にあることがはっきりするでしょう。
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比と割合に関する問題
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多様性への意識
最終更新日: 4/12/17, 5:55 AM