24Nov 2020
下線を引いて安心しない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
模擬試験の問題用紙。

たまに、あちらこちら、というよりは、全部かなあ、と思えるぐらい線が引いてあったりするのです。

こういう子は下線を引く目的が多分、わかっていないのでしょう。

下線を引くのは、すぐに見直せるから。

例えば上流のAからBに、という条件は子どもたちが非常に見落とす条件のひとつですが、これに下線を引くことによって、
「上流はAだ」
と後からすぐ確認できる、ために引くのです。

ところが下線を引いたら、後は見ない子が結構多いのです。

下線を引いたからと言って大丈夫ではないのです。

ミスが減らない原因はまだまだたくさん残っているはずです。

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最終更新日: 11/23/20, 10:42 PM
22Nov 2020
正解率優先ながら
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
試験の得点は着手率×正解率で決まります。

着手率は、どのくらいの割合の問題に手を付けたか。答えを出した問題が全体のどのくらいの割合であるか、です。

正解率は、答えを出した問題のうち、どのくらいの割合で正解したのか。

一度、子どもたちの点数を計算してみてください。

例えば20問の問題が1問5点の配点で100点満点になるテストの場合。

16問の答えが書いてあれば、着手率は80%。

12問合っていれば、正解率は75%ということになります。

このデータを記録していくと、概ね、着手率が高いときは、正解率が低い、という傾向が出てきます。

しかし着手率が低くて、正解率が高くてもそれでは点数が伸びないわけで、これをともに伸ばす、というのがこれからの対策になるわけです。

入学試験ではすべての問題を解くのに十分な時間が与えられている、と勘違いをしている方が多いのですが、実は到底満点がとれるような時間的余裕がない、という試験時間の設定もあるのです。

入学試験というのは、差がつけばいいのです。

差がつくためには、みんなに満点をとらせてはいけないのです。

だからといってあまりにハードルを上げてしまうと、今度はみんなの点数が伸びなくなってこれも差がつかなくなる。

この微妙なバランスを試験時間と問題の難度と出題数で作り出すわけです。だから、それに対抗するために着手率と正解率をともに上げる手を考えないといけない。

よくお話するのは、まず正解率を上げる、ということなのですが、何回も見直しをすると当然、時間がなくなるわけで、そこをどう帳尻を合わせていくか、これが最後の詰めになっていくわけです。

自分のできる問題を1問でも多く、確実に得点する。

言うのは簡単だが、実際にはなかなか難しい。

この最後の課題にしっかり取り組んでいきましょう。

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比重に関する問題

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最終更新日: 11/21/20, 9:46 PM
20Nov 2020
答えは本文に書いてある
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
国語の読解問題は、別に著者が問題を作っているわけではありません。

学校の先生が問題を作っているわけで、したがってこの答えは誰が考えてもアにならなければいけない。じゃあ、どうしてアになるのか?と言えば本文にそう書いてあるから(あるいは書いてないから)という論理が成り立たないといけないのです。

だからその根拠を見つける。その根拠を本文から見つけ出せることができれば、読解問題はそれほど難しいわけではないのです。

国語ができない、という子はかえって自分で考えていることが多かったりする。

つまり、その本文のテーマについて、著者と同じように考えている。そしてつい、自分の考えを答えてしまったりして・・・。それは本文には書いてないから、当然その答えは×になる。でも本人は納得がいかない。だって自分はこうだ、と思うからです。

だからここで国語の読解問題の解き方を、もう一度確認してみてもよいかもしれません。当然、分かっていることとはいいながら、案外大きな勘違いをまだしている子がいるかもしれない。

答えは全部書いてあるのです。


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最終更新日: 11/20/20, 2:10 AM