12Oct 2017
これはある生徒の理科の演習結果です。
基本チェック問題は、その回期の基本的な内容を確認する問題。
確認練習問題は、発展的な内容になります。
この子の場合、基本チェック問題は2回目で100%になっている。
確認練習問題は1回目が多分、入力ミス。
2回目が最初で、しかしこの段階では今一つ、よくわかっていない。
で3回目に100%になっています。
これを100%にまずすることが大事。間違えたところを直して理解するところまでで完了です。もちろん、その後忘れたりするだろうが、それでも少しずつ進んでいく。このようなデータが毎回残っていくわけで、子どもたちの勉強の状況がわかるようになっています。
自分でやった問題を自分で入力して答え合わせをすることが、勉強になるので、やはり本人に答えを入れてもらう方が学習効果が出てきます。100%になると「やったあ!」という声があがりますから。
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自己紹介
最終更新日: 10/13/17, 5:55 AM
10Oct 2017
5年生は割合から速さ、そして比という風にどんどん難しくなっていきます。
しかもそのペースが速い。だから積み残しがどんどん増えていっているのではないでしょうか。
組み分けに向けていろいろやらないと、と思いがちですが、本当は組み分けに向けて準備をする必要はない。本当にカリキュラムが理解できているかをチェックすることができればいいのです。
ところがクラス落ちが恐いから、というので、社会で点数を稼ごうとしたりする。それはどうも本末転倒でしょう。(だからフリーダムに月例テストはあっても組み分けテストはない、わけです。)
それよりはしっかりと基礎をまず学ぶようにしてください。難しい問題に慌てて進むよりも、じっくりと基本的な内容を理解する。
どうもそういうところがいい加減になっていくあまり、成績が伸び悩む子が増えているように思えるのです。
カリキュラムの進行に合わせる必要はありません。
それよりも、本当にわかっているか、どうかを大事にする。だめであれば、同じところをやり直してもいいかもしれない。そういうやり方が実際にできるクラスを来年からスタートさせます。4年生で今ちょっと困っているな、と思われるのであれば、まずは基礎に徹してください。
まだまだ慌てる時期ではありませんが、何がわかっているか、を明確にしながら進んで欲しいと思います。
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集中する時間をつくる
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過去問は、やった後が大事。
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最終更新日: 10/11/17, 5:55 AM
08Oct 2017
学校別バインダーに取り組んでから、子どもたち自身の問題意識が一段深まりました。
自分のグラフを見て、ここを何とかしよう、という気持ちが前に出てくる。そうなると、問題にも集中する。他の子の出来はもう気にならない。自分がやっている問題と他の子がやっている問題が元々違うから、あまり意識を他に散らす必要がない。
逆に自分の勉強に集中できる、というのがメリットです。で、この方法は5年生からでも使えるのではないか。
本来、理解度はそれぞれの子が違います。すぐわかって問題演習に進める子もいれば、もう少し教わらないとわからない、という子もいるでしょう。
それが同じペースで進むのが集団授業で、逆にいえばそこに切り捨てが出てくるところがある。後は自分で、何とかしなさい・・・。
ところがWEB学習システムを使うと、本当はみんなが同じことをする必要はない、のです。
それぞれの理解が十分であれば、良いので、そこまでどのくらいの時間をかけるか、だけの話である。さらに言えば、時間割も自由にできる。
木曜日はサッカーの練習があって、塾と重なる。だからサッカーをあきらめる、という流れは割と多いのですが、自分の時間割を自由に決められたら、別にやめる必要はないはず。
次年度、センター北のシステムはさらに発展して、自由度を増すとともに、本人の課題を優先的に解決できるようにしていきたいと思っています。
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カリキュラムの進行にこだわらない
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間違い直しをがんばる子
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最終更新日: 10/9/17, 5:55 AM