08Dec 2020
最後をしっかり読む
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

ミスが多い問題のパターンで目立つのは、

「間違っているものを選びなさい」と問われているのに、あっているものを答えてしまう。

「分速で答えなさい」と条件が指定されているのに、その条件を見過ごす。

の2つです。

問題をよく読む、と言われているし、本人だって注意深く読んでいるつもりなのだが、なぜ読み切れないか?

頭が動いているからです。つまり、問題を読んでいるうちに頭がその問題を解き始める。最後まで確認しようという意識を乗り越えて、問題を解こう、解きたいという気持ちが勝る。

でも、これはこれで良いと思うのです。それを抑えてしまうと、実はぴんときたものがなくなってしまう可能性がある。

やはりつかみというのは、そういうものであって、なんとなく解き方のアイデアが沸いているのと「最後まで読まないと」と思うと、その沸いたアイデアがどこかに消えてしまったりする。だから、いいのです。それはそれで。

ただし・・・。

答えが出たと思ってから、もう一回読めばいい。

「あぶない、あぶない。分速じゃん。」

みたいに気が付けばいいのです。ただ、それだけの話。

「<strong>答えを書く前にもう一度問題を確認する。</strong>」

というルーティンを実行しましょう。


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最終更新日: 12/7/20, 10:04 PM
07Dec 2020
2年間はがっちりと
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

最近は教えている生徒がどんどん遠くになってきました。

しかし、どこの生徒でも今はそれほど画像とか、音声が飛ぶことはありません。

まるでそこにいるかのように、状況がわかるし、パソコンの画面を共有しているので、いろいろな教材を見せながら教えることができます。

たとえば植物の写真は良く使いますし、また、地図は本当に便利です。

前日も彦根がどこか、わからなくなった子がいて、地図を見せてみると

「あ、すいません、そうだ、そうだ」

何か勘違いしていたようです。

WEB学習で履歴もしっかり残っているので、どのような経緯でここまで来たのか、よく分かります。

慌てて受験勉強を始める必要はありませんが、2年間はやはりじっくり取り組んでもらいたい。その代り、いろいろな負担がなくなるので、勉強は確実におもしろくなる。

それに自分で解く楽しさが感じられてくるので、そう家庭内バトルが起きることもありません。

これからさらに、多くの子どもたちの力になれるようがんばっていきたいと思います。



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最終更新日: 12/6/20, 7:47 PM
06Dec 2020
国語のルーテイン
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

今回は国語のルーティンです。なかなか問題を先に読む、ということは難しいが、やはり何を聞かれるのかを知ってから読んだ方があとがやりやすい、ということはあるので、練習してみて、うまくいくようであれば実践してください。

(1)全体を見渡す
全体を確認するのはすべての科目で同じです。何問でているのか、問題用紙の最後はどこなのか、確認します。文章題は問題数の少ない方からやるのが得策でしょう。特に国語の試験時間が不足がちの生徒は、早く終わりそうな順に手をつけていきます。

(2)漢字、ことばの問題から始める
早い時間で終了するものから、手をつけていきます。時間の貯金をしたいからですね。したがって漢字やことばの問題を先にやります。また、不確かだと思うときはまず空欄にしておくことが大事です。というのは、字を見てしまうと、なんとなく合っているような気になってきてしまいますから、自信がなければ書かないのが最初はいいでしょう。(ただ、国語の試験時間が不足がちの生徒は答えを書いて横にしるしをつけておくのもいい手かもしれません。)

(3)まず問題を読む
さてここから文章題に入るわけですが、文章を読む前にまず、問題を読むことが大事です。そして漢字などがあったら、先にその部分だけやってしまいます。後から文章を読むと、違っていることがわかるかもしれませんが、それはその場で訂正すればいい話。むしろ、ここで問題を読むことで、何を聞かれているかがわかりますから、問題文を読むときに何に気をつけていかなければならないかがわかるでしょう。

(4)問題文を読むとき、ポイントと思われるところに傍線を引く
問題を前提に考えると、これは大事かもしれないという点が見つかるでしょうから、それは傍線を引いておきます。そうすると実際に問題を解くときに、すぐ見つかるはずです。5字で抜き出すところ、などは文字を丸で囲って、字数を確認しておくといいでしょう。

(5)問題の条件に傍線を引いて、確認しながら答える
また問題の条件にも傍線を引いてください。正しいものを選ぶのか、間違っているものを選ぶのか、ひとつ選ぶのか、すべて選ぶのか、それぞれの問題で条件が違うはずですから確認してすすみましょう。

(6)選択肢に迷ったら
アもウもどちらも合っているように思うなあ、と思ったらまず問題を確認します。案外「間違っているものを選べ」なのかもしれません。次に、調べるのは「文章のどこに書いてあるか?」です。アの内容はどこに書いてあるのか、ウの内容はどこに書いてあるのか、それを確認します。多分、この過程で選択肢には文章にはない余分なことや違ったことが書かれているはずで、「これは違う」とはっきり言える理由が見つかるでしょう。それを確認して答えてください。

(7)やり残しは苦にしない
それでも時間が不足してやり残しがあるかもしれません。しかし今までお話した方法でやっていたのなら、「これ以上早くする方法はない」、ので自分で「出来る問題は全部やった」ということになるのです。ですから、やり残しは苦にしないこと。次の試験に全力でまたぶつかってください。


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最終更新日: 12/6/20, 7:04 AM