18Sep 2020
勉強時間の質
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

夜遅くまで勉強する、というのが受験勉強の典型みたいになってきているのですが、でも小学生はそんなに体力があるわけではありません。

だんだん疲れてくるが、疲れてくるのと同時に興奮もするので、眠れなくなる。

だから何となく起きているという子も出てくるわけですが、しかし朝から学校に行き、夕方から塾に行き、それで家に帰って遅くまで勉強って、それはなかなか身体がついていかない。

あまり長い時間やっていても、実は効率が上がっていない場合もあるのです。

小学生の勉強はやはり集中した時間をいかにつくるか、の方が大事です。

例えば40分なら40分と決めて、その間にこれだけの問題を解くとか。30分間でテキストの2ページを覚えるとか。

よくダラダラする子にはタイマーをかけて勉強させます。

30分でも集中できれば、それなりの力はついていく。逆に3時間やっても、全然という場合もあるから、やはり短時間で集中して勉強して、早めに寝るようにした方が良いでしょう。



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最終更新日: 9/18/20, 4:39 AM
17Sep 2020
描かれた世界をイメージする
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

国語の文章は、別に小学生を対象にした文章ばかりではありません。

むしろ、大人向けの文章が採用されることの方が多い。また昔の話だったり、田舎の話だったり、本人がいままで経験したことのない世界や場所の話であったりすることもあるでしょう。

だから、答え合わせをしたときに、「どうもわかってないなあ」と思えることがある。

そういう時は良く、話を聞いていました。子どもたちにその話のあらすじを、話してもらう。あらすじを書いてもらうのは、時間がかかるので、とにかく話させてみる。

え、そんなことを考えていたの?

と思えることは多々あります。

まだ12年しか生きていないのだから、経験値は足りない。大人は、当然わかるだろうと思っていることが、子どもたちにイメージできていないことは多々あるのです。だから、話をしていないといけない。

文章が描き出す世界を、しっかりイメージできなければ、当然正解にたどりつかないので、国語の点数が伸び悩んでいるときは、ぜひ確認してみてください。



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最終更新日: 9/16/20, 11:11 PM
16Sep 2020
ミスは出ることを前提に考える
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

テストを復習していると、ああ、ここで間違えた、あ、ここでミスをした、ということがわかるでしょう。

で、ミスをしないに越したことはないのだけれど、間違いなくだれもがミスをするのです。成績の良い子もミスをする。ただ、成績の良い子は、自分のミスに気が付いて、途中で修正する能力を持っている。成績が伸びない子はここができない。

じゃあ、なぜ修正できるのか、と言えば「自分は間違えるかもしれない」という前提にたっているからでしょう。

しかし、ミスを修正できない子は「自分が間違うはずがない」ぐらいの勢いで問題を解いていく。「わかった、こうだ!」みたいな感じだが、しっかり間違えている、って感じでしょうか。

ミスはするものなのです。問題は読み違える。

だから、どこで修正するか、どうやってそのミスに気が付くか、というノウハウを身につけるべきです。

問題文の条件の確認をどこでやるのか。

筆算の確認をどうやってするのか。

そういうことを模擬試験や過去問を解きながら身につける。そうやってミスによる失点を防げるようになると、成績は安定し、まず間違いなく合格できるようになります。



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最終更新日: 9/16/20, 4:25 AM