10Apr 2020
方程式を教えてはいけないのか?
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から


「お父さん、これ教えて?」
と言われて、問題を解いてみる。だいたいの場合は方程式を立てておられるのではないかと思います。

で、解けた後、さあ、どうやって教えようか、と悩まれた経験もあるかもしれません。

方程式は使ってはいけない、わけではありません。例えば、比の問題にしたって未知数の代わりに【1】などという数を使っているだけの話だから、方程式を使ったっていいじゃないか。

まったく問題はありません。ただし、ちゃんと使いこなせるか、ということが問題なのです。

そこが中途半端になってしまうと、子どもたちはさらに混乱の度を深めてしまう部分がある。だから、そう簡単に方程式に行ってしまってはいけないところがある。方程式を教えるとなると、正負の数はある程度わかっていないといけないし、展開もできないといけないし、移項もわかっていないといけない、となるとそれを教えるだけで膨大になってしまうのです。

なので、まずはテキストの解答なり解説をしっかり読んでください。別に解答、解説を読むことは「お父さんが解けなかったから読んでいる」わけではないのです。

どうやって教えればいいのか、そのノウハウをつかんでいただくことの方が、方程式を教えるより、よほど簡単だと思いますから。



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最終更新日: 4/10/20, 12:05 AM
09Apr 2020
まずはできると思わせる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

子どもたちには根拠のない自信があります。

何かうまくできると「さすが、僕でしょ?」みたいなところが見受けられませんか?特に幼い子はそういうことを言いやすいわけですが、これはいろいろなことに前向きに進むためのエンジンになっているところはあるのです。

遊びを考えてみてください。

子どもたちは小さい時にいろいろなごっこ遊びを始めますが、これは自分でもやってみたいということから始まるものなので、元はといえば、根拠のない自信からスタートするところではあるのです。

ところが、成績や成果を突きつけられていくと、だんだん自信がなくなっていく。自信がなくなっていくと、勉強には前向きではなくなるのです。

こんな状態ではダメだ、と気持ちを奮い起こすには目的意識や動機というものが必要で、中学に入りたいという気持ちがまだ十分でない場合は、勉強から遠ざかるきっかけになりやすい。

一方、横で「算数はできるねえ」「社会知ってるねえ」というようなささやきを続けて、上手に褒めていくと、だんだん自分は得意だ、という意識が芽生えてくる。(ただし、ここで点数を突きつけると、うまくいきませんが。)

で、できると思えばやるし、やれば考えるようになり、憶えるからできるようになる、という循環が始まるので、力がついてくる部分があるのです。

だから、まずは「できる」と思わせないといけない。そこに客観的な事実は本来は必要はない。子どもたちは根拠のない自信で動けるわけですから。むしろ根拠を求めているのは親の方であって、子ども側ではないのです。

なので、自分で勉強させようと思ったら、まずその根拠のない自信を育てる必要があります。「できる」と思えば子どもは前を向き、「できない」と思えば先に行かないのが普通なのです。

中学受験の勉強はこの先にさらに難しくなっていくので、最初のうちはとにかく「自信を培う」必要がある。君はできるということを吹き込んでもらいたいと思います。


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最終更新日: 4/9/20, 4:08 AM
08Apr 2020
過去問を早くスタートすべき理由
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

例えばある学校を第一志望にする。その学校は第1回~第3回まで3回の入試があります。3回目を受けるかどうか、は別にしても少なくともどんな問題が出ているのかは、研究しないといけない。

そうすると10年分で4×3×10=120科目。まず問題をやって、その後もう一度時間を計ってやるとなるとのべ240科目になります。

さらに、あと3校ぐらい併願校が出てくるでしょう。これは秋に決まってくるから、第一志望校ほど密度高くできるかどうかわかりませんが、それでも5年分ぐらい2回やると3×4×5×2=120科目、また出てきてしまうのです。

合計のべ360科目。うーん、今から1日1つやっても終わりません。だからこそ、早めにスタートしておく必要があるのです。

春休みが終わったら、日頃の塾の勉強の他に、過去問と向き合う時間を作ってください。特に第一志望校はしっかり研究する必要があります。どんな傾向なのかを調べることで、どんな対策をしなければいけないかも明白になってきます。

塾のカリキュラムから学校別の自分カリキュラムへ、少しずつシフトしていきましょう。


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最終更新日: 4/8/20, 7:17 AM