06Aug 2018
不得意なものを克服する
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

例えば、場合の数が得意ではない、という子は少なくありません。

場合の数は比の問題のように、答えをあてはめて検算することができない。何となくできたけれど、これでいいのか、不安みたいな感じになりやすい。しかも、場合分けが必要な場合、ちょっと数え忘れたりするからミスが起こりやすいのです。

結果として、試験中場合の数が出ると、もう手を出さない、ということになったりするわけですが、良く見てみると結構簡単だったりすることもある。

したがって、不得意なものから逃げてはいけないのです。

そういういやな分野があるときは、徹頭徹尾勉強してみるべきです。例えば電話帳から場合の数と思しき問題をどんどん解く。もちろんできないものも多いだろうが、やっていくうちにコツがつかめてきたりするものです。

これはきらい、わからない、ということがもしあったら逃げないで、集中して克服してください。今のところは、まだまだ克服する時間的余裕は充分ありますから。


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最終更新日: 8/6/18, 5:53 AM
05Aug 2018
夏休みの勉強で最も重要なこと
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
6年生の夏は、確かに力がついてくる時期ではありますが、力を伸ばす子にはいくつか特徴が有ります。

ひとつは、志望校が明確になっている。ここに入りたいから、勉強しているんだ、というのは非常にシンプルな分、メンタルとしては十分でしょう。

もうひとつは、問題意識。

何ができるようにならないといけないか、が明確になっている。例えば、記述が書けるようにならないといけない。速さの問題を克服できないといけない、電熱線と発熱のところを確認しないといけない、などなど。

目標があって、次に何ができなければいけないか、がわかっていれば、当然現状と合わせて何をできるようにするか。

ここがはっきりしていれば、やることもシンプルになるでしょう。

ただ、それ以上に大事なのが「じっくり考えること」です。

夏休みはどうしても量をやる、ということになりやすい。もちろんそれは大事なことではあるのですが、量をやろうとしてひとつひとつがいい加減になっていたのでは、まったく意味がない。

出来ない問題をじっくり考えること、これをしっかりやらないと考える力は身につかないのです。

これからお盆休みに入る塾も多いでしょうから、急がず、ていねいに学習してください。

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最終更新日: 8/5/18, 8:36 AM
04Aug 2018
同じパターンを繰り返しすぎない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

基本問題を練習する、という場合、ひとつの論理を繰り返すことになります。

例えば、売買損益算の場合、3割増し、とか2割引きとかいう計算を練習する場合があるでしょう。で、これを何問も繰り返すと、基本的な論理を考えず、とにかく終わらせることに目が向くからパターンで考える。

そうすると、ちょっと問題文が変わるだけでできなくなるのです。できないから、また数字合わせに終止する。たす?ひく?ええい、だめなら割っちゃうか、え、割れないし…。

だからたくさんやらせない。せいぜい2~3問ぐらいで良いのです。それを10問もやるから、本当に考えなくなる。

元々自信のない子は、何とか帳尻を合わせようとするから、ちゃんとわかる、というよりはとにかく正答にあわせようとする。結果ばかりを追い求めるとそういう勉強の仕方になり、さらに問題をたくさんやらせるから、終わらせることにしか頭がいかなくなります。

そういう子を治すのは本当に大変。

だから最初からじっくり考えさせる方が良いのです。問題が終わらなくても大きな問題ではない。むしろ帳尻合わせになってしまわないようにしなければなりません。


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最終更新日: 8/4/18, 5:30 AM