05Mar 2017
新学年になって、塾の回数も増え、また宿題も増えたかもしれません。
一方で、できなかった問題も増えてくるから、当然、そのやり直しをするわけですが、そろそろ難しくなると一回でやり直しが終わらない場合があるでしょう。
じゃあ、もう一回というのでしばらくしてからやると、またできない。 「この前、やったばかりでしょ?」と言いたいその言葉をこらえて、もう一回復習させるわけですが、その後、またできなかったりする。
もう我慢の限界?
いやいや、そんなにあせる必要はありません。例えば1回でできたとしましょうか。では1週間後にできるか、と言えばできるかもしれないし、できないかもしれない。
でもそんなのを確認していたら、途方もなく時間がかかると思いませんか?
だから、いったんやり直したら、本当はそれで終わっても良いのです。やり直すとしても3回が限界。本当は2回でもいいと思います。
でもその問題はいつできるようになるのか?
入試までに何回か似たような問題をやり直すことになるだろうし、また入試に出ない問題であれば、金輪際縁がないかもしれませんが、それはそれでいいわけです。
だから、やり直すことはやらないといけないが、「絶対にできるようになる」というのは多少無理なところがあるので、そこそこ、で進んでいくしかありません。
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04Mar 2017
算数は、自分で考えた子ほど伸びます。別に算数だけではないと思いますが、しかし、間違いなく自分で答えを出すことにこだわる子は算数ができるようになる。
だれもがその気質を備えているのです。しかし、問題量が多かったり、間に合わなかったりするうちにどんどん、その気が失せてくる。
まだ終わらないなら、答えを見よう。
まだ終わらないから、答えを写しとこう。
それではできるようになるはずがない。
確かに、それなりに問題数をこなすということは必要だけれど、やる問題は「自分で答えを出す」ことができる問題数に限られるべきなのです。
が、今、子どもたちに与えられている量はそれを大きく逸脱しているところがある。
もちろんできている子もいるかもしれませんが、その数はひとにぎりでしょう。
だからできていない子は、他の方法を考えないとなかなか追いつかない。むしろ引き離されてしまうことが多いのです。
まずは自分で答えを出すことができる問題数に限って、いろいろ試せるようにしてみてください。
答えなんか、見ないぐらいの勢いを持っている子はやがて必ずできるようになっていきますから。
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03Mar 2017
国語の答案を見ていると、記号と漢字は書いてあるが、記述は白紙、というのがあります。
で、子どもたちに「ここは?」と聞いてみると、
「わからなかった」
という答えが返ってくるのだけれど、ホントは「面倒だった」という理由なのです。
記述は書けば、多少なりとも点数がもらえる可能性があるから、入試では絶対に白紙で出してはいけないのですが、しかし、5年生ぐらいだと堂々と白紙で出してしまう。
そのもったいなさに気が付いていない、ということなのでしょう。
正解であるかどうか、の前にまず書く、ということでないといけない。
書いているうちに、だんだん書くコツもわかってくるし、抑えどころもわかってくる。
だから記述はとにかく答えるくせをつけましょう。
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