02Mar 2017
算数の問題ができないとき、その子は解答を写していました。
板書を写したり、テキストの解説を写したりする。
写すのは時間がかかる。でも、一応、情報が集約されるから、というので写している。明らかに最初はノートをきれいにまとめることがすべて、だったような気がするのです。
で、ここで終わる子もいます。だからこの勉強方法は万人に薦められるわけではない。
しかし、この子は書いているうちに内容を理解する、というプロセスがあったようなのです。
写す、しかもきれいに写す、というためには当然、何を書いてあるか、いったん自分のメモリーに写して、それをノートに書くわけですから、確かに文章や解説が本人の中を通る。
通っていくうちに、だんだんできるようになってきたのです。
その分、時間もかかるし、本当は自分で考えていないから、勉強法として理想的、というわけではありません。でも、何もしないよりはいいかもしれない。
何も書かないよりは書いた方が良い。
わからないなら、まずは解き方を写してみよう、と一歩を踏み出したことが、ひとつの成長を生み出した例です。
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ボチボチ行きましょう。
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ズルは役に立たない
今日の慶應義塾進学情報
慶應湘南、理科の入試傾向
最終更新日: 3/3/17, 5:55 AM
01Mar 2017
中学入試では最近、地図の読み取りが良く出題されます。等高線の間隔から縮尺を答える、というような問題ではなく、その地図からどんなことを読み取れるのか?ということを答えさせる問題です。
良い問題が多いなあ、と思う一方で、それに対する対策はやはり過去問練習ぐらいしか、ない。
しかし、実際に練習してみると、やはり地図を読み慣れていないと感じることが多々あります。
だから地図を使い慣れる必要がある。
例えば旅行に出かけるときに、子どもたちに地図を持たせてナビゲータをやってもらう。
電車の中で地図を開いて、そとの風景と地図を照らし合わせてみる。
別に受験勉強をするというよりは、いろいろなことを知る上での経験を増やすと考えればいいでしょう。
地図を使いこなせば、地図を読み取る力はついてきますから地図を使う機会を増やすことが大事です。
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第261回 その回ですべてできるようにはならない
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我が家なりでよし
中学受験 算数オンライン塾
3月2日の問題
最終更新日: 3/2/17, 5:55 AM
28Feb 2017
式を書くのがめんどくさーい!
図を書くのがめんどくさーい!
文章読むのがめんどくさーい!
まあ、それは誰しもそう思うでしょう。しかし、それをやらないと勉強にはならないし、できるようにはならない。
式を書く前に答えが出てしまうかもしれないが、それでも最後に答えを写し間違えることは多々あり、だからこそ確実に正解を得るために式を書くわけです。
そのめんどくさーい!という気持ちと、合格したい!という気持ち、どちらが勝つかで、勉強の出来具合が変わってくると言っても良いかもしれません。
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勉強しないと成績は上がらない
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答案が大事
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慶應湘南、国語の入試傾向
最終更新日: 3/1/17, 5:55 AM