22Mar 2017
それぞれの学校には学校創立以来脈々と培ってきたスクールカラーがあります。
制服の着方から、スカート丈までしっかりチェックする学校があるかと思うと、制服自体がない学校もある。
制服がない方が良い、と思う子どももいるわけですが、一方でこの制服が着たい、と思う子もいる。
つまりスクールカラーの善し悪しというよりも、相性の善し悪しといった方が大事になります。その学校のスクールカラーに合えば、学校生活は充実するだろうし、逆に反発が強くなれば学校に行くこと自体がつらくなる。
自由がいい、と思っていても、その自由を奔放とはき違えて努力を怠るようになると、それは本人にとってよかったかどうかわからなくなる。
自分で気がついて、ちゃんと努力するようになればいいが、そうならない場合もあるわけで、そこを見極めておかないといけないのです。
じゃあ、管理型がいいかとも言えないところはたくさんある。管理型はやらされることが多い分、それに反発してやらなくなる、ということも十分にあり得る。
我が子の性格から考えて、どういう学校がいいだろうか。
じっくり相性を考えてください。
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生き物を飼う
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21Mar 2017
6年生の後半になってくると、本人が感じているテストの出来と実際の出来の差は、あまり大きくなくなってきます。
これが受験直前でも大きくかけ離れるようだとやはりなかなか力がついていない、ということになるのですが、5年生の場合、当然のことながら大きく差があることが多いようです。
試験が終わると「できた」という子が比較的多いのですが、実際の出来はなかなか悲惨。
これはなぜそうなるのか、といえば、まだミスが多いからです。
本人は自分で解いて答えが出れば、当然のことながらこれは合っていると思いがちです。むしろそう思うのが当たり前ですが、しかし、問題文を読み違えていたり、いろいろミスがあって本人の見積もりのようにはいかない。
しかし、ミスが少なくなれば自分が答えを出したものは概ね正解になるので、本人の読みと実際の点数がかみ合うわけです。
だから、「できた」という言葉をあまり信じる必要はないが、がっかりする必要もない。
まあ、そんなもん、なのです。
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基本問題に戻らない
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3月22日の問題
最終更新日: 3/22/17, 5:55 AM
20Mar 2017
問題をやった後、答え合わせをするわけですが、ここで手を抜いてはいけません。
特に間違えた問題では、どこを間違えたのか、なぜ間違えたのか、ということをはっきりさせておく必要があります。
例えば計算間違えをした、問題を読み違えた、問題の構造に気が付かなかった、などなど理由はたくさんあるでしょう。そしてその理由について、次にどうすればいいか、やはり考えておく必要があるだろうと思うのです。
計算間違えをするのであれば、どうすれば間違えないかを工夫する必要がある。筆算の書き方もそうだし、答えの確認もそうでしょう。
どうやって間違えないか、ということを修正していくことで、正確に解き上げることができるわけで、そのプロセスをおろそかにしてはいけません。
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最終更新日: 3/21/17, 5:55 AM