24Jan 2022
習ったことを確実にできるようにするには
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント
算数ではできなかった問題を復習するのが、優先順位の第一位です。

塾によっては予習が必要なところもあるでしょうが、それでも授業でできなかった問題を復習することが一番であることに変わりはありません。なぜか?

「できなかったこと」をできるようにすることで、力が伸びる、ということのように思いがちなのですが、実はちょっと違います。

復習することによって自分で考えるようになる、からなのです。

もちろん、問題を解いているときも自分で考えてはいるのですが、できなかった問題をもう一度考え直すのは、すでに一度考えているわけだから、考えることに深みが増します。

図を描いたり、グラフを作ってみたり、模型を作ってみたり、といろいろやっているうちに、「あ、そうかあ」と気が付く。

気が付かずともウンウンうなった後、解説を読むと「なるほど!」と理解できる。

これはウンウンうなるから、「なるほど!」が大きくなるのであって、ウンウンうなっていなければ、結局のところは発見があまりないから、実はできるようにもなっていないのです。

ところが、塾で与えられる問題が多いから、そう一問に時間がかけられるわけではない。だから、ついウンウンうなっていると

「そろそろ答えを見たら?」と大人は言いたくなるでしょう。

しかし、そこを多少こらえていないと、子どもは本当に考えなくなるのです。本当に考えている過程で実はできるようになっている。たくさんの問題を解くことでできるようになっているわけではないのです。

ここを間違えてしまうことが多い。同じようなパターンの問題を数字を変えて解いたところで、それは機械的に解いているだけのことだから、あまり考えていない。だから思考力はつかないのです。

私は1問最低15分は考えるべきだと思っています。ところがあきらめの良い子、(あるいはいいかげんな子)は1分もたたないうちに「わかんない」と答えを見始める。

で、実際に読んでわかっているのか?といえばうなっていないから、読んだこともよくわからない。だから、これまた力はつきません。

力をつけるためにはウンウンうなりながら考えることです。

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最終更新日: 1/23/22, 9:02 AM
22Jan 2022
個の勉強を組み立てる
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント
最近は復習型の塾が増えました。習ったことをもう一度、家で復習して、さらに宿題として練習問題を解いたりする。

そういう個の勉強がなければ、塾に通ったとしてもなかなかできるようにはなりません。この個の勉強がうまくいかないから、成績が上がらないわけですが、しかし、お父さん、お母さんも忙しいから横にくっついて勉強させることがなかなかできない。

で、個別指導やら、家庭教師やらを頼むわけですが、元々の個の勉強ができないので、ただ教えてもらってもうまくいくわけはないのです。

近年は組み分けテストによる振り分けが主流になっているので、その週、その週の内容をしっかり理解できるか、が大事なポイントになっているわけですが、そこがうまくいかないとどんどん新たなカリキュラムがやってくるので、ついていけなくなるのです。

だからまずはしっかり個の勉強を組み立てる必要がある。

本当はそういう体制が整ってから、実際の力試しをした方が良い。6年生になったら、模擬試験はたくさん行われるのだから、それまでの間はどちらかといえば、じっくり力を養った方が良いのです。

フリーダムでは5年生のうちは、基礎を重点的に学習し、6年生になって学校別指導の中で応用力を磨きます。

そうすることで、自分の志望校の合格に最短距離で進むことができるのです。それまでの間、消耗戦に引き込まれることなく、まずはじっくり自分で考える力を養うことが大切です。

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最終更新日: 1/21/22, 9:21 AM
20Jan 2022
算数ができるようになるヒント
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント

算数の思考力をつけるにあたって、最も大事な方法は、自分で答えを出すことにこだわる、ということです。

算数ができるようになるコツは、これに尽きる。

問題を解き始めてすぐに「わからない」と言い出す子はまずできるようにはなりません。わからないならわからないなりに、いろいろやってみればいいのですが、それすらやらない、ということはこの段階で頭が動いていない。

これではできるようにはなりません。

ただ、自分で答えを出すことにこだわると、問題数が行かないこともあるでしょう。しかし、ただ問題を解けばよいということではないのです。

自分で真剣に考えた問題が1問でも増えれば、それはそれでプラスになる。

逆にちゃんと考えていない問題はいくら教えてもらっても、ピンとこないから、結局またできないということになるのです。

自分で考えるようになれば、必ず力は付きます。解く問題の数にこだわらず、自分で答えを出すことにこだわってください。



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最終更新日: 1/19/22, 7:48 AM