08Jan 2022
5年生はいよいよ来月から受験学年を迎えます。
それに先だって、まず親の心構えをしっかり決めましょう。
これから、子どもたちはいろいろな壁にぶつかると思います。
わからないこと、できないことはたくさんある。こんなんじゃ、合格しないんじゃないか、という気持ちが親にも子にも出てくることは多々あるでしょう。
しかし、わからない、できないということを否定的に考えてはいけません。
わからない、ならどうすればわかるようになるか。
できない、ならどうすればできるようになるか。
ということを、親は一緒に考えていけば良いだけの話です。
子どもたちの能力は今にとどまるものではありません。。
テストの成績だって、ある瞬間の記録にすぎないということを考えておかないといけない。
山を登る道はいくつもあります。
早くすたすた登っていく子もいれば、道草をいっぱいする子もいます。
受験だけを考えても、6年生の2月に間に合えば良いだけであって、今がどうであるか、はあまり問題ではない。
現状を把握することは大事ですが、これからどうするかを一緒に考えていけば良いだけだと思います。
組分けテストにしろ、月例テストにしろ、その子の瞬間を記録しているにすぎない。
明日のことなど何も示してはいません。
できなければ、できるようにする。わからなければわかるようにする。
この考え方を、ぜひお父さん、お母さんにはしっかり持っていてほしいと思います。
最終更新日: 1/7/22, 2:57 PM
06Jan 2022
元々中学受験の範囲は学校で言えば中学2年程度までには及んでいます。
本来中学受験であれば、小学校で習ったことで勝負できればいいわけですが、それだとなかなか差がつかないので、小学生でも分かる、という範囲になっている。小学生でも分かるというのは、なかなかつかみどころがないので、どんどん範囲が広がってきたところがあるわけです。
それで塾は、「どこを受けても大丈夫なように鍛える」というような勉強の仕方をさせます。しかし、それは途方もない部分がある。だから多くの子どもたちが大変な思いをしているわけです。
では、どうやればシンプルにできるのか。
中学受験は独自入試です。
すべての学校が自分たちの入試問題を作る。
各校にはとりたい生徒像があり、必要だと思われる資質があるから、問題が学校ごとに違います。
レポートの多い学校は記述を出したいと思うだろうし、バランスの良い子がほしいと思う学校は、多くのテーマから少しずつ問題を出す。
結果としてそれぞれの学校に出題傾向が明確に出てくるのです。ならば学校別の傾向からある程度、やるべきことを絞ることができる。
そこでフリーダムでは「基礎を固めて、応用の枝葉は学校別傾向で伸ばす」という方法にしたのです。受験勉強は「合格するために」やるのだから、「出るものをやる」のが一番です。
逆に5年生の間はとにかく基礎をしっかり固める、ということに費やす。応用問題の練習は、過去問や学校別傾向の問題演習のところでしっかりやっていけばいい。それを考えられる基礎力をしっかり育てることが大事なのです。
捨てるものがあることは、効率を上げることになるのです。5年生のこの時期はカリキュラムに追われることが多いものですが、まずは基礎に特化していくことが大事ではないかと思います。
最終更新日: 1/5/22, 11:34 AM
03Jan 2022
いろいろ調べて、準備をしてきた受験校。
現在出願が続いていると思いますが、出願を終えて、ふと「これで良かったのかしら」という想いがもたげてくることがあるかもしれません。
いえ、大丈夫。
十分にいろいろ考えた末、選んだ受験校ですから、もう迷う必要はありません。
それでも最後、入試が進むにつれて方向が変わるかもしれません。
例えば残念だった場合、Aという学校を受ける予定だったのだが、やはり本人は第一志望をもう一度受けたい、と言い出すかもしれない。
それはそれでもいいのです。親子でいろいろ相談してください。
ただ、今の段階で作ったプランはいろいろ考えた結果だから、十分にいろいろなことが考えられている。
あとは予定通りしっかり進みましょう。
最終更新日: 1/3/22, 10:54 PM