16Jan 2022
志望校はどんな問題が出ているかをまず知る
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント
塾としてはいろいろな学校に対応するということで、ほぼすべての範囲をすべての子どもたちにやらせます。

しかし、これが負担の原因になっているのです。

例えば御三家のレベルの問題は出ない学校なのに、そこまで勉強する必要があるか?

あるいは記述が出ない学校なのに、なぜ記述の練習をするのか?

こういう話を塾の関係者にすると、「どんな選択でもできるようにしたいから」という返答になりますが、逆にすべてが中途半端になる可能性もあるのです。

やはり優先順位をしっかり決めなければいけません。

入試は合格するためにやるのですから、何ができれば合格するか、ということを考えていかないといけない。だから、まず目標を絞ります。

その次に、どんな入試を行っているのかを研究する必要があります。

研究の材料は過去問です。

今年の過去問は5月ごろ出版されますが、今も書店には去年の問題までは揃っているので、志望校が決まったらまず買ってしまうことだと思います。

その上で、何ができなければいけないのか、どういうレベルの問題までできなければいけないかをしっかり研究すべきです。

もちろん塾も研究していはいるが、しかし、お子さんのことを考えて研究しているのではありません。受験生全般についてあてはまることをやるのであって、お子さんに合わせてくれるわけではないのです。

塾では学校別の授業に足切をつけるところもあります。

つまり組み分けテストである程度の成績を取らなければ受講することができない、というシステムを取っているところもあるのです。

だから対策はある意味家庭でもしっかり考えておかないといけない。そしてその対策を中心に勉強を進めるべきでしょう。


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最終更新日: 1/15/22, 9:07 AM
14Jan 2022
塾の日数が増える…
  • 作成者: 広報  カテゴリ: 学習のヒント

塾の新学年は2月です。

学校の学年が上がるのは4月ですが、塾は一足早く2月に上がる。なので、「新6年生」といった呼称を使うところが多いのですが、学年が上がると通塾日数が増えるところが多いでしょう。

5年生になったら週3日から4日、6年生になったら週4日~5日。

週5日というと、ほぼ毎日塾に行くようなもので、一体どうやって復習とかするのだろう、と思ってしまいがちですが、通塾日数の多いところは塾でなるべくやらせようとするので、その分家ではやらないという前提で組まれています。

しかし、ホントのことを言えば、当然出来には個人差があるわけで、それを調整する時間はやはり必要。だから週3日がひとつの限界だろうと思います。でないと、自分で勉強する習慣になっていかない。いつでもやらされる、という流れになるから、創意工夫が育たない面があるのです。

で、実際にそれだけの授業日数になると、「ウチの子には向かないかな」と思うことがあるでしょう。

それはしっかり考えてください。

あるお父さんは5年生の新時間割を見て、「これは持たない」と思ってやり方を変えることにしたそうです。どうやったら結果が出るか、を考えればいろいろなやり方が見えてくる。

今年は特にまだコロナ禍で、まだ感染が終息するような状況ではないですから、しっかり家で勉強できる組み立てをまず考えていくことが大事です。

新学年になったから増えるのが当たり前、ではなく、本当に効果が上がる勉強なのかを吟味してください。

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最終更新日: 1/13/22, 5:37 PM
12Jan 2022
しっかり狙おう
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
この学校に入ってほしいなあ、と親が思う学校もあれば、子ども自身が行きたいと切望する学校もあるでしょう。

しかし、現実、今の成績ではちょっと・・・、とつい考えがちになってしまっているのではないでしょうか。

でも、いくらなんでも、限度ってものがあるし・・・。

って決めているのは、ある意味大人だけかもしれません。

子どもたちは、むしろぜひ行きたいと思っている。だったら、狙えばいいと思うのです。

入試は1校だけ受けるわけではない。東京、神奈川の場合、多くの子どもたちは5〜6校受験します。したがって、第一志望もあれば、安全校もある。

しかし、子どもたちを引っ張るのはやはり一番行きたい学校ですから、そこを受け入れないと何事も始まらない。

今の成績は上げればいいのです。

まずは目標を受け入れる。さて、どうするか。一緒に考えていくことが大事です。

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最終更新日: 1/11/22, 7:20 AM