27Oct 2016
塾もいろいろあるし、教材もたくさんある。どれをやればいい?どこに行けばいい?とつい考えてしまいがちですが、実は、子どもが自分で勉強することが一番できるようになる方法なのです。
終わらせるとかではありません。
自分で考えて、なぜこうなるのかをしっかり考える。納得がいくまで調べてみる。そうやっているうちにどんどん考える力が付いていき、知識も覚えてくればやがてできるようになる。
しかし、最近見ているとそれが一番後手に回っている。
やらされることが多いから、自分でやろうとしない。
まずはできる量に絞ってみれば、勉強は間違いなく楽しくなります。
終わる、ということは自分ができた、ということだから、子どもたちの自信になるので、またやろうという気になる。
しかし、終わらない、ということはだんだん疲れてくることだから、やりたくなくなる。それだったらゲームの方がいい。
ということになるわけです。だから、最初に考えるべきは「終わる量にしぼる」こと。
そうすれば自分で勉強するようになり、そうなれば確実にできるようになっていきます。
新6年生(現5年生)を募集しています。
最終更新日: 10/28/16, 5:55 AM
26Oct 2016
成績の悪い子にとって、勉強は苦痛です。
「途中でいやになっちゃう」
「わからないから、時間ばかりかかっちゃうし」
そうでしょう。
だから、勉強が面白くないし、やりたくもない。
私はゲームが得意ではない。あんな小さな画面でものを追うのはいやだし、手が子どもたちみたいにそんなに動かない。だからやりたいとも思わない。
でも、子どもたちは夢中でやっています。
「楽しい。」
と感じているでしょう。ただ、私のようにできないのではない。基本的には「できる」から楽しいのです。
勉強が楽しくなるためには、「できない」といけない。
しかし、今の4・5年生は早くから塾に行き、すぐ組み分けテストが始まり、毎月その結果で席の移動もクラスの昇降もあるわけだから、実は「できる」と思っている子の方が圧倒的に少ない。
ここに今の子どもたちの危うさがある、と思っています。
中学受験は子どもの成長に個人差がある。だから、自立してない子にとって決められたことをやること自体が難しいし、しかし結果はつきつけられるから、勉強を楽しく感じられる場面はあまりないでしょう。
結果として自信を失い、やる気を失って、受験にならなくなることが多いのです。
別にカリキュラムについていけなくてもよい。ただ、勉強はおもしろいものだ、勉強は自分でやるものだ、ということが身についていく方がクラス分けで上位にいるよりも大事なことです。
そこに目を向けず、クラス分け対策プリントをやっても、子どもががんばるはずがありません。
だから、できることをしっかり見つけて、まずそれをやる。そして「しっかり」褒める。このプロセスを忘れてはいけません。できないことばかりを嘆くのではなく、できることに注目してあげて褒める。
そうすると子どもには少しずつ自信が芽生えるのです。早くから組み分けテストの洗礼にさらされるより、むしろまず子どもに自信をつけることの方が大事だと思います。
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最終更新日: 10/27/16, 5:55 AM
25Oct 2016
子どもたちの横で「式を書けえええ」と念仏を唱えております。
馬耳東風、という子どももいますが、しかし、それでも少しずつ書くようにはなってきました。
もとより算数は自分で考えた道筋を確認する必要がある。なぜ、こう考えたのかを明確にしておかないと、後からミスがみつからない。
だから式を書くわけです。
しかし、5年生のときの問題はまだそれほど複雑ではないから、ちょっと暗算すれば答えが出る、という場合もある。
だからそういう子のノートは答えしかない。
そういうときに、この念仏を唱えるのです。
「式を書けえええ」
え、気味悪いでしょ?だから書くようになるんです。言われたくないから・・・。
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最終更新日: 10/26/16, 5:55 AM