22Jun 2021
量に目を奪われない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

受験勉強だから、たくさんの問題を、しっかり長い時間勉強して・・・という感じになりやすいものです。

だからたくさんやればいいのか?といえばそうではないでしょう。

例えば「つるかめ算を1000題解く」というのはばかげているでしょう。でも、入試問題1000題解くのは?

ほらほら、こちらはあり得る、のです。塾でもそういうことを考えるところがあって、「この夏休みには〜題の問題を解く」みたいなことをスローガンに掲げていたりする。

体育会系、と言わなくても、なんとなく受験勉強=根性論みたいなことがあって、トレーニングが科学的でないのです。

昔は、水を飲んではいけない、などと言われたこともあったが、今は運動中、水を飲まなければいけない、ということになった。

だから、本当にその練習は意味があるのかをしっかり考えないといけないのです。

問題数に目を向けてしまうと、終わることに重きが置かれてくる。しかし、何題解いたから合格する、ということはないのです。合格するのは合格する力ができればいいわけで、それは〜題解いたからできる、というものではありません。

やはり一問一問ていねいに解いていくことが最も大事。

あまり数に目を向けないように気をつけてください。


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最終更新日: 6/22/21, 9:09 AM
20Jun 2021
スポーツをやめなくてもよい
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
コロナ禍で、なかなかスポーツの練習がうまくいかない、ということもあってでしょう。

予定通りの練習ができないまま、いよいよ受験期というので、そのスポーツもやめなければ、と考えているご家庭も少なくないかと思います。

あるいは、もうすでにやめてしまったという子もいるでしょうが、ストレス、たまっていませんか?

ある子は、スポーツをやめてから、あり余るエネルギーをどうしようもなく、まあ、それなりに学校で暴れて問題になりました。

で、いろいろ相談して結局スポーツを続けることにしたのです。

そしたら、なんのことはない、それでちゃんと収まった。

まあ、そういうところはあるのでしょう。

昨年も、最後まで野球をやり続けて、無事第一志望に合格した子がいましたが、別にやめなければいけない、という話ではない。

むしろ、ストレスを避ける狙いでスポーツを続けられる環境を考えればいいのです。子どものバランスを崩さないようにしてください。

山の登り方はいろいろあるので、何も受験をあきらめる必要もないし、またスポーツをあきらめる必要もありません。

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最終更新日: 6/19/21, 9:08 PM
18Jun 2021
勉強する仕組みを作る
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

自分で勉強すれば、そう塾にたくさん行かずとも力がつきます。

しかし、その仕組みを作るのはなかなか難しい。側にいればいろいろコントロールすることもできるでしょうが、お父さん、お母さんとも仕事で家に帰るのがそう早くはない。

その間に、子どもたちが羽を伸ばしてしまうとなかなか勉強がまとまらない。したがって、塾に出した方が良い、とか個別に行かせた方が良いということになるわけですが・・・。

しかし、仕組みを作れば良いのではないかと思うのです。

まず1週間の勉強のスケジュールを決める。塾に行ってもかまいませんが、その宿題をどうするのか、復習をどうするのか、具体的に何を勉強するのかをしっかり決める。

やる時間にお父さん、お母さんは一緒にいることはできないでしょうが、帰った後の内容をチェックすることはできる。チェックした上で、足りないところをどう補っていくか、さらに勉強をどう組み立てるか、子どもといっしょに話をしていけば良いと思うのです。

仕組みを作ってしまうと、案外毎日しっかりスケジュールをこなすことができるし、それなりに勉強が進んでくれば子どもたちも自信を持ってくる。

「勉強しなさい!」というよりもしっかり仕組みを作ることが大事です。

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最終更新日: 6/17/21, 5:17 AM