16Mar 2017
宿題のない塾
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
本当のことを言うと、宿題は出したくない、といつも思っています。

フリーダムの場合、やるべき問題は決まっている。それを理解し、練習すればいいわけだから、それは宿題というよりやるべき内容であって、塾で終わる場合もあるし、終わらない場合もある。

でも、それは1週間のうちに終わらなければいけない問題であって、子どもたちがそれなりに勉強すれば十分に終わるであろう量を考えています。

で、それが終われば後は自在に勉強ができる。

今までで理解できなかったことをもう一度勉強することもできるし、これから6年生は過去問もやらなければいけない。それだけの時間的余裕がなければいけない。

その意味で言うと、最近の塾は宿題が多すぎる、と思うのです。

宿題を出さないとやらないから、ということのようですが、しかし、そうなるとやらされるから、自分のすべき勉強を自分で考えることができなくなるのです。

次の試験に向けて、ここは覚えよう、とか、今ひとつ平面図形のことがわかっていないので復習しようとか、勉強すべきことはいろいろある。しかし画一的な宿題を出されると、本人の現状と合っていない場合も当然出てくる。宿題はなくても勉強しなければいけないことは当然ある。

そういうことを自分で考えられるようになることも大事なことだと思うのです。


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最終更新日: 3/17/17, 5:55 AM
14Mar 2017
問題を解きながら覚える
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
例えば沖縄県の県庁所在地は那覇である、という知識を覚えたとしましょう。
でも、そういう問題は入試ではまず出ない。

例えば沖縄県の地図を示して、県庁所在地はア〜オのどれでしょうか、みたいな問題になることが多い。だから、ひとつの知識の聞かれ方はいろいろあるわけで、それは問題に対応しながら理解するという方法が一番です。

確かに暗記テキストは便利なのだけれど、それだけではだめで、やはり問題演習をしないといけない。

問題をやり、知識についていろいろな聞かれ方を経験することで、その知識が多面的に見えてくるわけで、暗記→問題→整理→暗記を繰り返していくことが大事です。


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12Mar 2017
成績で志望校を考えない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
5年時の成績を考えて、志望校を決めない方が良いでしょう。

5年生の成績は、別に本番モードで出したものではない。本人はまだ幼いし、また十分な努力をしているわけでもない。

いや、もちろんそれなりにがんばっているでしょうが、だからといってこれからもっと伸びる可能性はあるわけです。

だから、成績はちょっと横に置いておく。

理想的に伸びたらどこに入れたいだろうか?

そういう考え方で志望校を考えてください。

スクールカラー、通学距離、部活、学校行事。

いろいろ学校には選ぶ要素がありますが、「こんな学校なら私も受験してみたい」と思える学校が良いと思います。

そして、そういう学校が決まったら、その学校を目指して努力を始めるべきでしょう。

目標が決まらないのに、努力はなかなかできませんから。


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最終更新日: 3/13/17, 5:55 AM