16Jan 2019
習い事を諦めない
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
新学年が始まると、どうしても習い事をやめなければいけない、という制約が出てきます。

実際に週2日とか3日とか塾に通うようになれば、サッカーの練習にはいけないし、日曜日の試合もままならない。じゃ、ここでやめようか、という話は多いだろうと思います。

しかし、全部は無理でも何とか続けられるものは続けた方が良いのです。

今の子どもたちは遊ぶ環境が制限されています。公園でもバットは振れないし、サッカーボールはけってはいけない、みたいなことが多いので、やりたい遊びもままならない。

それで塾や勉強ばかりでは、子どものストレスは大きくなるばかりです。

いろいろな工夫は必要ではないかと思うのです。スポーツや習い事は子どもの成長には非常に役立ちます。体の健康にもつながるし、音楽や絵は情操教育としても良いでしょう。

単にやめてしまう、というのはできるならば避けたいところだと思うのです。

これまでせっかく続けてきたことは、子どもたちの成長にとって間違いなくプラスになることです。

だから、受験勉強をなるべく両立を図っていくことが望ましい。またどうしても団体競技が難しくなるのであれば、個人スポーツにしてもいいかもしれない。

6年生の夏休みぐらいまでは何とか続けてもらいたいと思います。

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最終更新日: 1/16/19, 6:13 AM
15Jan 2019
通塾の負担は結構大きい
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

すでに塾に通っておられるご家庭は、最早慣れっこになってしまっているところはあるかもしれませんが、通塾の負担というのは親子共に大変なことはあるでしょう。

例えば食事。お弁当を持って行かないといけない塾もあれば、食べさせない、という塾もあります。

それぞれ用意をしないといけなくなる。働いているお母さんにとって夕食のお弁当は大変でしょうし、また、食べさせないということになるとそれではおなかがすいてしまうので、何か軽食を取る工夫をしなければいけなくなる。

でかければ夜遅くなるので、お迎えもしないといけないかもしれない。その数が増えていけば、やはり大変なのです。

スタディールームオンラインを1年やったご家庭でお母さんと先日お話をしたところ、この負担の話をしておられました。

「授業の合間にちょっと食べさせられるというのは画期的でした。」

授業時間の合間にダイニングに出てきて、ちょっと食べてまた授業、などということは自宅ですから簡単なのです。

小学生ですから、あまり夜遅くまで起きているのも成長にはプラスにならないし、食事が不規則になるのもあまり良いことではない。

なので、子どもたちの生活は大分改善されているようです。

通塾の負担が学年が上がるにつれて増えるばかりですが、その負担を減らす方法を考えてあげてよいのではないでしょうか。



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最終更新日: 1/15/19, 11:58 AM
14Jan 2019
練習は不可能を可能にする
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
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ここに来て、スポーツや習い事を進めてきた子の中で、力を伸ばす子が出てきました。

もちろん、これまで時間が不足していた、ということもあり、ここで勉強に集中したから結果が出始めているというのはあるのですが、やはり、「練習すればできるようになる」ということを知っているのは、強い。

繰り返し練習することの大切さは知っているわけで、これはスポーツだけでなく、習い事も何でも同じです。

「練習は不可能を可能にする」というのは慶應義塾の学長であった小泉信三先生の言葉です。先生は「スポーツが若者に与える3つの宝」として、「練習は不可能を可能にするという体験を持つこと」「フェアプレー精神の体得」「友を得ること」を挙げておられますが、やはり練習は不可能を可能にする、という経験はいろいろなことに挑戦する姿勢の根源になるので、できる限り子どもたちにも経験してもらいたい。

中学入学後、今まで経験していなかった競技を始めかなり上達する生徒もいますが、これも「練習は不可能を可能にする」ということを知っているからできるところはあるのです。

なので、小学生のみなさんにはぜひ、習い事やスポーツを続けてもらいたい。その経験はやがて受験ばかりでなく、いろいろなことに役立つ。別にプロにならずとも大いに子どもの成長に資するところが大きいと思います。


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最終更新日: 1/14/19, 4:22 AM