06Sep 2018
画面共有の強み
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から


スタディールームオンラインはテレビ会議システムを使った授業なのですが、特に威力を発揮しているのが画面共有です。

こちらの画面を向こうに見せて、教材やら説明やらを共有することができる。

これがWEB学習システムを最大に活かせるところなのです。子どもたちのアカウントにログインして、テキストを指し示したり、動画授業を流したり一緒に問題を解説したり、ということができる。

しかも画面に文字を書くことができるので、板書をすることもできるし、そこに子どもたち自身が書き込むこともできる。

とにかく便利です。

ただテレビ会議システムだけでは、この便利さはない。

WEB学習システムがあるので、テレビ会議が生きてくるのです。この方式を見つけてから、今まで指導することができなかった子どもたちに教えることができるようになりました。

教室から100km以上離れているところで、一緒に勉強している子どもたちがたくさんいます。

場所も時間も自由になったのは、やはり技術があればこそ。

だから、上手に使いこなせば、まだまだ効率は上がるのです。

塾、というスタイルは、幕末から変わっていません。テキストがあって、講師がいて。だから机と椅子と黒板があれば、できる、という時代が長かったわけですが、もうそろそろイノベーションが起きてしかるべき時期なのです。

実際に子どもたちはあっという間に使いこなしていますから、大人の側が意識を変えないといけない、と思います。


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最終更新日: 9/6/18, 5:57 AM
05Sep 2018
音読を聞いてみる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から


中学入試の問題に採録されている文章というのは、別に小学生に向けて書かれたものではありません。

したがって使われている言葉が難しいという場合もある。

入試問題を解いていて、知らない言葉にぶつかることも多いものです。でも、それをきっちり調べているか、といえばそんなことはないでしょう。

まあ、何となくこんな意味かな、と思ってスルーしてしまう。

しかし、実際に正しい意味をつかんでいるかどうか、わかりません。だから後からそれを知って「え、そういう意味だったの?」とびっくりすることもあるわけです。

で、子どもたちが読む全ての問題を片っ端からチェックするなどの不可能ですが、たまには子どもに音読してもらって、それを横で聞いてみてください。

すらすら読める言葉ではあれば問題ないが、ちょっとひっかかるような言葉があれば、意味を尋ねてみると良いでしょう。

で、知らなければ辞書を引きなさい、ではなくて、すぐ教えてしまう。

その文章に即した意味さえわかればいいのです。その時、当然、子どもたちを会話をしているわけだから、その言葉についての会話が子どもの耳から入っていく。

子どもにとっては言葉は耳から覚える方が頭に入りやすいので、それを積み重ねていけばいいのです。

子ども同士の会話だけではなかなか語彙は増えないので、こういう機会をぜひ作ってください。
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最終更新日: 9/5/18, 3:44 AM
04Sep 2018
応用力は学校別対策で鍛える
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から

学校別対策に反対する塾の先生はあまり多くはなくなったように思うのですが、それでも「どんな問題が出ても対応できる」姿をめざしている教室もまだあるかもしれません。

実際にいろいろな知識を持ち、読解力や理解力がある子、というのはいます。で、そういう子はまあ、間違いなく、どこを受けても入るだろうなあ、と思います。

ただ、それはもったいなかったかもしれない、と思うのです。もともと頭が良くて、そんなに勉強してなくてもその位になってくれれば何も問題がないが、しかしかなりの時間を費やしてそうなったとすれば、行く学校は1つだからその学校に合格する力をつけて、後はほかのことをやっても良かったのかもしれないのです。

中学受験の範囲は途方もなく広いものです。学校の教科書で見ると中学3年生まで広がっています。だからそれをすべてマスターすること自体が途方もないことのように思うのです。だったら基礎だけしっかり固めて、必要な応用力は受験するであろう学校の対策でつければいいのではないでしょうか。

一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけで、それ以外は本当のことを言えば不要なのです。

だから受験カリキュラムが早めになっていますが、そこは基礎がしっかりしていればいい、とまず切り捨ててしまいましょう。つまり、あまり難しいことを4年生や5年生のうちにできなくたっていいのです。それよりは基本問題ができることに注力する。

そして早めに第一志望を絞り込んでいくことです。むしろ学校別の対策を早めに始められるようにする方が良いのです。

今4年生、5年生のご家庭はもしかすると大変な想いをされているかもしれませんが、応用まで行かない、と思うのであればむしろ基礎にとどめた方が良いでしょう。
むしろそこに集中して、そこまでできたらもうOKを出してあげていいのではないでしょうか。

後は6年生になって、学校別対策で応用の枝葉を広げていきましょう。



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最終更新日: 9/4/18, 5:38 AM