04Aug 2017
算数の問題を解いた跡
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
子どもたちが算数の問題を解いた跡を見てみると、まあ、いろいろです。

きちんと式と筆算が残っていて、ていねいに考えを進めている子もいれば、ちょこちょことメモ書きのような式と筆算だけが残っている子もいる。

もっとひどい子になると、筆算の一部しか残っていない。こういう子はまず合格しない。考えた跡を確認することなく最後まで解けるほど、論理が単純ではないからです。

だからノートを大きく使い、式をていねいに書き、筆算を残して、その場で確認する。

ということが必要だし、それがちゃんとできている子がやがて模擬試験でも点数を出していく。

過去問の練習を続けていると思いますが、その跡はどうなっていますか?



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最終更新日: 8/5/17, 5:55 AM
03Aug 2017
理科は覚えることばかり?
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 5年生の担任から
5年生のこの時期はようやく、割合を算数勉強し始めているところなので、まだ理科計算をガンガンやるという時期ではない。

したがって理科は天体だったり、生物だったり、人体だったり、覚えることばかりが先行します。で、覚えることが嫌いな子はここで理科が嫌いになる。

おもしろくない、と思うのでしょう。

しかし、これはどうしても仕方がない。割合や比の扱いがじょうずになってからでないと、理科計算はできるようにならないからです。だから、覚えることがきらいなら、いまのうちはそんなに時間をかけなくても良いでしょう。どうせ、忘れるし。

受験前に知識は絶対覚えなければいけないのだから、6年生の2学期ぐらいに集中してやればいい。ただし、テキストを読んだり、授業を聞くことは大事です。少しでも頭に入っていれば、後から覚えるのはそれほど大変ではなくなる。まったく手をつけていない大変だから、覚えることよりも理解することに力をいれてください。



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最終更新日: 8/4/17, 5:55 AM
02Aug 2017
算数に力を入れる
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から
中学受験の場合、算数ができると全体の成績が割と良い方に出ます。

これは算数1問の配点が他の教科に比べて高く差がつきやすいためです。でも算数だけができるだけではなかなか入らない。やはりそこそこバランスが良くないといけないわけです。

しかしながら、もうすでに暗記ばかりに逃げていてはいけない。合否は算数で決まると言っても過言ではありません。

配点が高い分、算数の1問のミスを社会で取り返すのは大変。しかも、受験生ともなれば、知識はやがて豊富になる。最終的に差がつくのは算数と国語になることが多いのです。

だから夏休みはまだまだ算数に力を入れる。極端なことを言えば、全体の勉強時間の半分が算数でも良いかもしれないと思います。算数で得点力が付けば、秋に知識は追い込める。

夏休みまでは特に算数に力を入れましょう。


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最終更新日: 8/3/17, 5:55 AM