02Jul 2018
できないところはどこか
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

夏休みの計画を立てる上でも、今後の戦略を立てる上でも、現状の子どもの力が実際にどのくらいなのかを考えてみる必要があります。

ただ、それは偏差値がいくつとか、合格可能性がどのくらいといった数値で判断するのではなく、何がどのくらいできるのかという視点で考えていかなければなりません。

例えば数の性質に関しては
(1)基本的な公式は理解している。
(2)基本問題は解ける。
(3)応用問題まで解ける。

の3つの段階があるでしょう。(1)はクリアしていて、(2)があやしいとなれば、それをどう理解させていくのか、練習するプランニングを考えていくわけです。

ところが中学受験の範囲は広いわけですから、現状ではいろいろな課題が山積しているでしょう。しかし、まずは全部の範囲がどうであるのか、チェックしていきましょう。これは子どもたちの話も聞かなければなりませんが、基本的にはこれまでのテストを見てみれば大方の傾向はわかるはずです。そのためにカリキュラムが組まれ、カリキュラムテストの結果がデータとして渡されているわけですから、それを分析してみてください。

それがはっきりしたら、次は具体的に何をどうやるのかを決めていきます。

その中で優先する軸が2つあります。ひとつは志望校に良く出る内容。もうひとつは本人ができない内容。

第一志望の学校別傾向を調べていき、「良く出てあまり得意でない」という内容に絞り込んでいくと、はっきりしますから、それを後はやっていきます。

ただし、レベルについては自分のできるところは、省略してください。例えば規則性について、基本的な問題はできる、というのであれば、それはやらずにもう少し難しい問題に挑戦する、ということです。

フリーダムの本科バインダー、学校別バインダーとも蜘蛛の巣グラフでそれがはっきりしますから、グラフを見ていれば何を優先するべきなのかはっきりしますので、ぜひ使ってみてほしいと思います。


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最終更新日: 7/2/18, 9:03 AM
01Jul 2018
入りたいという気持ち
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

子どもたちと話をしていると、
「本当に入りたいと思っているのか?」と感じる子がいます。

なんとなく志望校は考えているのだけれど、そこに行きたいと本当に思えていない。なぜ思えていないか、理由は大きく分けて2つあります。

1つは、その学校のことをあまり知らない。
知らないのに、どうして志望校に?それは親がある程度決めたからですが、しかし、決まっているのに知らないというのはあまり、良いことではない。
むしろ、そこに行きたいと思うことから受験がスタートするぐらいの方が本当はいいわけで。だから、少なくとも年に数回はその学校に行ってみる。志望校のことが身近に感じられる必要はあると思います。

もう1つは成績が達していない。
「この成績じゃ、無理よね」
「もっと勉強しなきゃ、うからないでしょ。」

親は、子どもがくやしいと思って、あるいは入りたいのなら、がんばるだろうというつもりで言われることが多いでしょう。しかし、子どもの気持ちは違う。

「入れないんならしかたがないか。」
「無理なのに、なんで受けるんだ?」

みたいな気持ちを持っているようです。気質が違うといえば、それまでなんでしょうけど、今の子どもたちは十分豊かな社会に生まれてきています。だからもともとハングリーさみたいなものは持っていない。

だから、目標も持たせ方を考えないといけないわけですね。

もし親が子どもに合う学校を見つけたならば、今度は、子どもがそこに行きたいなあ、絶対に行きたいと思うように持って行く必要がある。実は昔に比べれば、その過程に時間をかける必要があるように思います。

そういうモチベーションがしっかりしてないまま、夏の勉強に入ったとしても、模擬試験は悪いし、このままなら無理なんじゃない?ぐらいに思っている子は案外多いのかもしれませんね。だから、そこはしっかり手を打っておいたほうがいい。
時間があれば、志望校の魅力を話してあげるといいし、学校にも行ってみるといいでしょう。

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最終更新日: 7/1/18, 9:29 AM
30Jun 2018
勉強する動機
  • 作成者: Golilla  カテゴリ: 6年生の担任から

受験勉強は大変です。しかし、それをやろうというのにはそれなりの動機が必要です。

普通は、志望校を見ていくうちに、中学校生活にあこがれが生まれ、それが勉強する動機になっていくものですが、動機は他にもいろいろあります。

例えばオープンキャンパスで先輩の女の子に声をかけてもらい、「いっしょの学校に行きたい」と思うようになる子もいます。

今の小学校のメンバーと折り合いが悪いので、同じ学校には絶対に行きたくない、というのでとにかく私立に行きたいと思う子もいます。

まあ、確かにそういうこともあるでしょう。

いずれにしても、志望校に入ると、こんないいことがある、こんな楽しいことがある、ということを説明してあげてください。それが子どもたちにとって実現したいことになることが大事です。

志望校への合格が本人にとってもぜひ達成したい、ということにれば、あとは具体的に何をして合格までいくか、道筋を決めていく。これだけやれば、合格できるぞ、と導いていけば良いのです。

勉強しなさい、と言うのは簡単ですが、しかし、受験勉強は結構大変なことではあるので、その動機をしっかり作ってあげる手助けは必要だと思います。


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最終更新日: 7/1/18, 11:02 PM